ja

IELTSライティングの書き方|Task 1・Task 2と採点基準、型の使い方

IELTSライティング:課題に答え、4つの観点で見直す

IELTSライティングは、Task 1で図表などの情報を説明するか手紙を書き、Task 2で意見・議論・問題に答えるエッセイを書く試験です。評価は課題への対応、文章のつながり、語彙、文法の4観点なので、まず問いに必要な内容を選び、理由や比較を具体的に書き、公開基準で見直します。テンプレートは段落の役割を考える「構成の型」として使い、どの課題にも同じ文章を貼り付ける使い方は避けるのが編集部の考えです。

留学・移住・専門職登録のために6.0〜7.0を目指す大学生・社会人に向け、ここではWritingの書き方に絞ります。4技能全体の時間配分はIELTSの勉強法、口頭で答える練習はIELTS Speaking対策で扱います。この記事の架空データ・練習テーマ・英文はすべて編集部が新しく作った説明用素材で、過去問や公式答案の転載ではありません。独自例にバンドは付けていません。

IELTS Writingは何を書く?課題・語数・時間

Writingは60分で2課題。Task 1は150語以上、Task 2は250語以上です。 Task 1は約20分、Task 2は約40分という公式の案内があり、Task 2はTask 1の2倍の重みを持ちます。以下の公式情報は2026年10月16日確認です(Academic形式、General Training形式)。

Task 試験の種類 書く内容 最低語数・配分の案内 公式出典
Task 1 Academic グラフ・表・図などの情報を自分の言葉で説明・要約する 150語以上・約20分 Academic Writing
Task 1 General Training 与えられた状況に応じ、指定された3項目を含む手紙を書く 150語以上・約20分 General Training Writing
Task 2 Academic/General Training 意見・議論・問題に応答するエッセイを書く 250語以上・約40分 Academic・General Training

20分と40分は、書き終えてから見直し時間を足せるという意味ではありません。編集部ならTask 1を「読む・整理3分、書く14分、見直す3分」、Task 2を「読む・構成5分、書く30分、見直す5分」から試します。この内訳は公式指定ではなく練習用の案です。全員に最適な内訳や推奨される固定段落数は、確認した資料には公式に記載なしです。

採点基準は4観点:何を見直せばよいか

Task 1の最初の観点はTask Achievement、Task 2ではTask Responseです。 残りの3観点は共通です。各課題の4観点は同じ重みで評価されます(公式スコア説明)。下表は公開バンド記述の要約と、それを練習へ使う編集部の確認方法です。

観点 公開記述の要点 練習で気を付ける失敗【編集部整理】 一人での確認方法【編集部案】
Task Achievement/Task Response(TA/TR) Task 1は必要な特徴・目的への対応。Task 2は問いへの立場と考えの展開 概要なし、手紙の項目漏れ、理由が主張の繰り返し 指示の各部分と答案の該当文を対応させる
Coherence and Cohesion(CC) 情報・考えの論理的な順序と、文・段落のつながり 接続語を足すだけ、同じ段落で話題が飛ぶ 各段落を一行で要約し、読む順に意味が通るか見る
Lexical Resource(LR) 語彙の幅に加え、適切さ・精度・綴り・語形 難語への不自然な置換、意味の違う同義語 言いたい意味と語の組み合わせを照合する
Grammatical Range and Accuracy(GRA) 文構造の幅と、文法・句読点の正確さ 複雑にしすぎた文、主語と動詞の不一致 主語・動詞に印を付け、節の境界も読む

6.0と7.0を「表現の数」の差にしない

公開記述のTask 2では、6のTRは考えの説明や支えが不十分な場合を含み、7では立場を明確に展開し、主な考えを説明して支えることが記されています。CCも接続語の個数ではなく論理の進み方を見ます。LRは文脈に合う語の精度、GRAは複数の構造を使いながら正確さを保つ点を読み比べてください(公開記述PDF・Task 2の6/7)。

このため編集部は、7.0志望者にも最初に「この理由はなぜ主張を支えるのか」を尋ねます。長い単語を三つ加えても、問いの半分を答えていなければ内容の穴は残るからです。6.5専用の独立した記述はこのPDFには公式に記載なし。自分の答案でよい文が一つ見つかっただけで、全体のバンドを確定しないでください。

Task 1 Academic:大きな特徴を選び、具体的な比較で支える

公式の課題と観点

Academic Task 1は視覚情報を説明する課題です。TAでは、重要な特徴を選び、必要な詳細を添え、数値や傾向を正しく報告する点が見られます。図の外にある原因を推測する課題ではありません(公式形式、評価観点PDF)。

書く手順【編集部案】

  1. 対象・期間・単位を確認する。 人数なのか割合なのか、過去の実績なのかを先にメモします。
  2. 全体の特徴を一文で仮置きする。 最大・最小、増減、順位の変化などから、図全体を説明できる特徴を選びます。
  3. 比較できる情報をまとめる。 数字を左から一つずつ読むのでなく、同じ傾向・反対の傾向で組を作ります。
  4. 導入、概要、詳細の順に文章化する。 これは編集部の型で、固定された必須段落数ではありません。概要に書いた特徴を詳細の数字で裏付けます。
  5. 元の資料へ戻って照合する。 数字、単位、対象、時制を一つずつ確認します。
Academic Task 1は対象と単位を読み、概要を選び、比較を数字で支え、元の図へ戻って確認する
編集部の整理手順。公式の問題・答案用紙を再現したものではありません。

新しく作った短い例:架空の施設利用データ

以下は説明用の架空データです。実際の調査結果でも試験問題でもありません。

施設 2021年の週平均利用者数 2025年の週平均利用者数
Riverside sports centre 240人 360人
Hilltop sports centre 180人 210人
Central sports centre 320人 300人

Overall, weekly attendance rose at two of the three sports centres, while Central recorded a small decline. Riverside had the largest increase, from 240 to 360 visitors, and became the busiest centre in 2025.

「2施設で増え、1施設で減った」という概要を示し、Riversideの変化と順位で支えた短い抜粋です。150語の答案ではありません。 完成させる練習では対象と期間を述べる導入、HilltopとCentralの具体的な比較も書きます。Centralが減った理由は資料にないので、「料金が上がったから」と足しません。

よくある失敗と、一人での見直し

すべての数字を書こうとして概要が消える、増えた人数と増加率を混同する、最大値だけ見て途中の変化を無視する、という点に気を付けます。これは失点の固定一覧ではなく、編集部の点検項目です。工程図なら数値の増減を探す型を押し付けず、開始・終了と段階の関係を整理します。地図なら何がどこで変わったかを追います(視覚情報の範囲は評価観点PDF)。

  • 概要だけで全体の特徴が分かるか。
  • 選んだ特徴に対応する数字・位置・段階を示したか。
  • 比較の両側で単位と期間が一致しているか。
  • 資料にない原因・感想・予測を足していないか。
  • 自分の練習答案は150語以上になっているか。

実際の課題形式と採点者コメントはAcademic公式サンプルで確認します。例を読んだ後は閉じ、自分で情報を選ぶところから書いてください。

Task 1 General Training:相手と目的を決め、3項目を満たす

公式の課題と観点

General Training Task 1は手紙です。TAでは目的、指定された3項目の十分な説明、相手に合う文体と形式が見られます。親しい相手か、仕事上の相手かによって書き方が変わります(公式形式、評価観点PDF)。Academicのような図表の概要を入れる必要はありません。

書く手順【編集部案】

  1. 相手と関係を決める。 友人、知人、担当者などを読み取り、親しさと丁寧さを揃えます。
  2. 目的を一文にする。 依頼、説明、招待など、何のための手紙かを決めます。
  3. 3項目を別々にメモする。 一つの項目に「何が起きたか」と「どう困るか」があれば両方扱います。
  4. 必要な具体例を足す。 日時や希望条件など、相手が状況を理解できる情報を選びます。
  5. 書き出しから結びまで文体を確認する。 途中で急にくだけた言い方へ変わっていないか読み直します。

新しく作った短い例:地域の陶芸教室への依頼

編集部の架空の練習場面は「陶芸教室の担当者に、参加回の変更をお願いする」です。書く項目は、現在の予約、変更の理由、希望する代替日という独自設定にしました。公式問題の再現ではありません。

Dear Workshop Coordinator,

I am writing to ask whether I could move my pottery session from 12 November to 19 November. My employer has scheduled a training day on the original date, so I will be unable to attend. If the later session is full, I would be happy to join a waiting list.

Kind regards, Aya Mori

これは150語未満の抜粋です。目的、具体的な事情、希望を結び付けた形を見るための例で、そのまま提出する完成答案ではありません。練習では、予約内容を特定する情報や代替日に参加できる時間帯など、設定に関係する詳細を足して文章を完成させます。長くするためだけに関係のない身の上話を入れることは勧めません。

よくある失敗と、一人での見直し

丁寧な挨拶を長く書いたのに依頼が分からない、理由の説明だけで代替案を忘れる、親しい友人へ事務的すぎる表現を使う、といった点を点検します。課題の3項目をそれぞれ違う印で囲み、対応する文へ同じ印を付けると、文章量に隠れた漏れを見つけやすくなります。

  • 最初の段落で手紙の目的が伝わるか。
  • 3項目のそれぞれに、具体的で関係する内容があるか。
  • 読み手が次に何をすればよいか分かるか。
  • 呼び掛け、本文、結びの丁寧さが揃っているか。
  • 150語以上を、箇条書きではなくつながった文章で書いたか。

語数と文章形式は公式形式で確認できます。General Training公式サンプルを使うときも、模範解答を覚える前に、状況・相手・3項目を自分で整理してください。

Task 2:問いに立場を示し、理由が働く仕組みまで書く

公式の課題と観点

Task 2では、与えられた意見・議論・問題に対して考えを展開します。TRの観点では、問いへの対応、立場、考えの説明と支え、結論が見られます。関連する自分の経験も例にできます(Academic公式形式、General Training公式形式、評価観点PDF)。

書く手順【編集部案】

  1. 問いを分解する。 賛否を求めるのか、両方の見方と自分の意見なのか、原因と対策なのかを読みます。話題が同じでも要求は違います。
  2. 答えを日本語でも一行にする。 たとえば「公立図書館は週に数回、閉館を遅くするべきだが、常時ではなく試行から始める」と立場を定めます。
  3. 理由と説明を組にする。 「便利だから」で止めず、誰が、どのように使えるようになるのかを書きます。
  4. 問いに必要な反対面も扱う。 両論を求められたら片側だけで終えません。自分の立場と反対意見の区別を明確にします。
  5. 結論を本文に合わせる。 最後に新しい理由を突然足さず、説明した内容から答えをまとめます。
Task 2の構成例:問いへの立場、理由が成り立つ説明、具体例、必要な留保を結び、結論に戻る
編集部の構成の型。どの問いにも同じ段落を入れるという意味ではありません。

新しく作った短い例:図書館の夜間開館

編集部の独自の練習テーマを「公立図書館が週に数回、夜まで開くことに賛成か」とします。下は、自分の意見を述べる文章の短い例です。250語の完成答案ではなく、立場・理由・留保の関係を示す抜粋です。

Public libraries should offer evening opening hours on a few days each week. Longer library hours help working adults study after work. A person whose shift ends at six may be unable to use a library that closes at the same time. Staying open later would give that person a quiet place to read or take an online course.

However, extra opening hours require staff and funding. Rather than extending every evening immediately, a council could test two late openings each week and record how many people use them. This would make it possible to expand access while checking whether the service meets a real local need.

中心の一文は Longer library hours help working adults study after work. です。「働く人が学べる」と述べた後、退勤時刻と閉館時刻が重なる人を示し、利用できる時間が増える仕組みを説明しました。後半では人員・費用の制約と小規模な試行を結びます。実在の利用統計や研究を装った数字は使っていません。

この立場はあらゆる図書館に適用する政策提言ではなく、書き方を示すための編集部の意見です。完成答案へ広げるなら、問いの範囲を守りながら理由をさらに説明し、導入と結論も含めて最低語数を満たします。単に同じ主張を別の語で繰り返して増量しません。

よくある失敗と、一人での見直し

「図書館は教育に大切」と一般論を続け、夜間開館に答えないことに注意します。また、例を出しただけで主張とのつながりを説明しない、両論のうち一方を名前だけ挙げる、結論で本文と逆の立場になる、という点も確認してください。

  • 問いのすべての要求に答えたか。
  • 自分の立場を、導入・本文・結論で同じ意味に保ったか。
  • 各理由に「なぜそうなるか」の説明があるか。
  • 例が理由を具体化し、別の話題へそれていないか。
  • 250語以上になり、見直す時間も残ったか。

公式サンプルの採点者コメントは、自分の印象と公開観点の違いを見るために使います。本記事の抜粋に公式サンプルのバンドを当てはめないでください。

テンプレートは使える?構成の型と丸暗記の限界

編集部は、空欄に考えを入れる構成の型を使います。決まり文句の段落を答案へ貼る練習は勧めません。 同じ型で整理できても、入れる情報は課題ごとに選び直す必要があるからです。

課題 編集部が使う構成の型 毎回、変えるもの
Academic Task 1 対象の説明 → 全体の特徴 → 特徴を支える詳細 主な特徴、比較の組、数値・段階・位置
General Training Task 1 呼び掛け → 目的 → 3項目の説明 → 結び 相手との関係、目的、具体的な事情、文体
Task 2 問いへの答え → 理由と説明・例 → 必要な別の見方 → 結論 問いの要求、立場、理由、その理由が成り立つ範囲

たとえば夜間開館の例に、暗記した「現代社会では技術の発展が著しい」という段落を入れると、図書館の開館時間との関係を説明し直す必要があります。つながりのない前置きはTRの関連性を支えず、難語を並べてもLRの精度を示せません。この説明は公開評価観点に照らした編集部の判断です。

一方、よく使う語の組み合わせまで避ける必要がある、という話ではありません。目的を表す短い表現を知り、自分の内容に合う場面で使うことと、答案全体を丸暗記することは区別します。「特定の接続語を使うと必ず減点」「暗記表現一つで一律何点減」という固定ルールは、確認した公式資料には公式に記載なし。公式は剽窃した文章への厳しい扱いを案内していますが、構成を考えること自体と同一視しません(公式形式の注意)。

一人での見直し:内容、つながり、語、文の順に分ける

一度に全部を直そうとせず、4回に分けて読むのが編集部の方法です。 誤字を消す前に内容の不足を見つけると、あとで削る段落を磨き続けることを避けられます。

  1. TA/TR:問いと答案を照合する。 不足した項目、根拠のない推測、説明されない理由に印を付けます。
  2. CC:段落の役割だけ読む。 各段落に短い見出しを付け、順序が自然か確認します。この見出しは練習メモで、提出答案へ入れる指示ではありません。
  3. LR:置き換えた語を疑う。 元の語と本当に同じ意味か、前後の語と組み合わさるか、数えられる名詞かを辞書で確かめます。
  4. GRA:主語と動詞、時制、節を読む。 長い文は意味のまとまりで区切り、どの語に何が掛かるのかを点検します。
一人での見直しは課題への対応、段落のつながり、語彙の意味、文法の順に一つずつ確認する
編集部の見直し順。自己採点の換算表ではありません。

夜間開館の例なら、最初に「開館時間を延ばすべきか」に答えたかを見ます。次に、働く人の利用という理由と、退勤後に来られるという説明がつながるかを読みます。その後で、hoursが複数形になっているか、wouldが仮定の効果を示しているか、と文へ戻ります。修正後は別名で保存し、「何を、なぜ変えたか」を一行残してください。

意味を保つ言い換えは英語のパラフレーズへ、日々短文を書く習慣や支援ツールの使い分けは英語日記・ライティングアプリへつなげます。英検と併願する人は英検1級ライティングも参照できますが、別試験の課題・語数・採点方法をIELTSに持ち込まないでください。

語彙教材の選び方はIELTS向け単語帳で扱います。このページでは難語の暗記量より、答案内の意味と使い方の確認に絞ります。

AIや添削サービスを使うなら、提案の理由を確認する

編集部なら「この段落のどこが問いに答えていないか」「この語を変えると意味はどう違うか」と確認します。提案された全文へ置き換えるだけでは、自分で再現できるか確かめられません。これは利用方法についての編集部の意見で、特定サービスの性能評価ではありません。外部サービスへ送る場合は個人情報や職場の情報を除きます。

返された点数を公式結果として扱わず、直した理由を公開基準と原文で照合してください。本記事ではAIのバンド予測精度を検証していません。一人で判断できない点は、元の問い・初稿・修正稿を揃えて第三者へ相談すると、少なくとも「何を直したかったか」を共有できます。

編集部ならこう練習する:2週間で見直しの手順を作る

この2週間は目標バンドへの到達期間ではなく、書く→見直す→別の課題で試す流れを作る編集部案です。 必要な学習日数やこの方法の得点上昇幅は、確認した公式資料には公式に記載なしです。Task 1は、自分が受験するAcademicかGeneral Trainingを選びます。

日 練習内容【編集部案】 残すもの
1〜2日 公式形式と公開基準を読み、Task 1とTask 2を一度書く 初稿、所要時間、未回答の部分
3〜4日 Task 1のTAを先に見直し、同じ課題を書き直す 概要・比較、または3項目と文体の修正
5〜6日 Task 2の理由を一つ選び、説明と例を加えて書き直す 主張を言い換えただけの箇所と修正後の差
7日 初稿と修正稿を4観点で比較する 次週に直す失敗を二つまで
8〜10日 未見の公式サンプルで、Taskごとの時間を計って書く 同じ失敗が再発したかの記録
11〜12日 語彙・文法の繰り返す誤りを直し、段落を再執筆する 自分が説明できる修正理由
13日 60分で2課題を通し、見直しも含める 時間配分と書き残し
14日 二つの答案を点検し、次の一週間の重点を決める 続ける練習と相談したい点

毎日まとまった時間が取れなければ、初稿を書く日と見直す日を分けます。ただし、本番と同じ60分で2課題を扱う確認まで短文練習に置き換えません。学習全体の配分はIELTSの学習計画で調整し、ここではWritingの修正記録を残すことに集中します。

編集部が勧めない対策と、その理由

  • 定型の段落や予想答案を丸暗記する。 問いが変わると関連性や立場がずれ、内容を選び直す練習が抜けるためです。
  • 同じ主張を繰り返して語数を稼ぐ。 説明が増えたことにはならず、論旨の展開と見直す時間を圧迫するためです。
  • 珍しい単語へ無理に置き換える。 意味・文体・語の組み合わせを崩すと、語彙の精度を示しにくいためです。
  • 初稿だけを次々に増やす。 同じ不足を確認せず、書き直す判断を練習できないためです。

これらは編集部の方針です。公式の評価は表現の珍しさだけでなく、課題への対応、論理、語彙と文法の適切さを含みます(公開バンド記述)。

書いた一文を、聞いて話す練習へ

上の独自例文「Longer library hours help working adults study after work.」を、SpeakGainの通常のAddから1枚のカードにしました。実機ではLibrary → View → Knowledge → Learn this cardと進むと、Listeningで英文が隠れ、音を聞いて推測し、声に出してからReveal answerで答えを表示するよう案内されました。Answerに表示された文は、保存した例文と一致しました。

この一文を聞いて言い直す段階に使い、続く理由や具体例は自分で考えます。下の実画面は英語UIで、Reveal answerは「答えを表示」です。今回確認したのは一文の保存、音声の再生、答えの表示までで、IELTSの答案添削・採点・発音評価・バンド予測を示す実演ではありません。

SpeakGainの英語Listening画面。英文を隠して音を聞き、Reveal answerで答えを表示する
実機のListening画面。画面内のNative audioは、この実演ではVikingによるAI生成のお手本音声で、人間の母語話者の録音ではありません。

独自例文の音声を聞く

VikingによるAI生成音声。上の編集部作成の英文を読み上げています。

IELTSライティングでよくある質問

テンプレートは使っていい?

編集部は段落の役割を整理する型を使います。文章の中身は課題ごとに書き直してください。公式が承認した万能テンプレートや、特定表現だけの固定減点表は、確認した資料には公式に記載なし。関連性と適切さは公開基準で確認します。

語数が足りない、または多すぎるとどうなる?

Task 1は150語以上、Task 2は250語以上が必要です。公式は、短すぎると高い評価に必要な言語能力の証拠が不足し得ると説明しています。最低語数を超えること自体のペナルティはない一方、長すぎると見直し時間や関連性に注意が必要です。「不足1語につき何点」という一律の数値は公式に記載なしです(Academic公式形式)。

Task 1とTask 2はどちらから書く?

確認した公式形式ページには、一律にどちらから着手すべきかは公式に記載なし。両方を完成させる必要があります。編集部ならまずTask 1に約20分、Task 2に約40分の配分を試し、通し練習の結果で順序を調整します(公式の課題と時間)。

時間配分は20分・40分で固定?

公式の案内はTask 1に約20分、Task 2に約40分です。下書き・執筆・見直しの細かい内訳は公式に記載なし。本記事の3/14/3分、5/30/5分は編集部案で、60分の中に見直しを含めます。

難しい単語を使うべき?

語彙は幅だけでなく適切さと正確さも見られます(公式スコア説明)。編集部なら、意味を説明できない難語より、今の主張に合う語と自然な組み合わせを優先します。

独学で添削はどうする?

編集部は、まず4観点を別々に点検して修正理由を残します。その後、判断できなかった箇所を絞って第三者の確認を使う方法を考えます。自分で付けた仮の点数や支援ツールの表示だけでは、公式のWriting結果を確定できません。

コンピューター受験と紙に書く方式で違う?

現在のAcademic公式サンプルは、IELTS on computerとIELTS on computer(Writing on Paper)のWriting課題・時間・採点は同じで、入力か手書きかが異なると案内しています。Writing on Paperは提供される場所で選べる方式です。従来の紙版の情報だけで予約方式を判断せず、予約先の案内も確認してください。

編集部の最終判断:覚える文章より、直せる答案を増やす

私たちなら、最初の一回で最低語数まで書き、次の一回で「課題に答えた文」「比較や理由を支える文」を探します。Academicは重要な特徴、General Trainingは相手と3項目、Task 2は問いへの立場と説明を先に直します。その上で語彙と文法を点検する方が、使い回す定型段落を増やすより、何を改善したかを確認できます。

目標が6.0でも7.0でも、公開基準を得点の保証へ変えず、初稿と修正稿の差を残してください。次の練習は新しい課題で行い、同じ不足を自分で見つけ直せるか確かめる、というのが編集部の結論です。

公式の出典

以下は2026年10月16日確認。公開バンド記述PDFの文書内更新日は2023年5月です。