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SpeakGainとは?好きなキャラの声で英語フレーズを覚えるアプリ

SpeakGainのバイキング、ラッパー、インド英語の男女6人のキャラクター肖像を並べた画像

SpeakGainは、自分が使いたい英語をカードにして、好きなキャラクターの声で聞き、声に出し、あとで復習できる英語学習アプリです。 映画や本、動画、ゲームで見つけた一文を自分で入力すると、英語音声とAIの解説が付いたカードになります。英語がまだ思い浮かばないときは、日本語で書いてから英語に訳して登録することもできます。

ここでは、好きな声を選び、一文を登録してから復習するまでを、実際の音声と具体例で紹介します。

まず声を聞いてみる:15人の中から相棒を選ぶ

SpeakGainには15人のキャラクターがいて、それぞれに英語の声があります。アプリの声選択画面では「キャラクター 9」と「世界の英語 6」のタブに分かれ、男性・女性でも絞り込めます。ここでは、そのうちバイキング、ラッパー、インド英語の話者という3組、男性3人と女性3人の声を聞けます。再生ボタンを押すとサンプルが流れ、もう一度押すと一時停止します。別の声を再生すると、前の声は止まります。

SpeakGainの声選択画面。キャラクター9と世界の英語6のタブ、男性・女性の絞り込み、男女のバイキングの音声再生ボタンが見える
実際の声選択画面。「キャラクター 9」「世界の英語 6」のタブと男性・女性の絞り込みがあり、バイキングの男女の声を試せます。

バイキング

渋い低音のバイキングの男性キャラクター 男性

渋い低音のバイキング

低く、ざらつく声。重みのある間。

渋い低音のバイキングの女性キャラクター 女性

渋い低音のバイキング

低く、ざらつく声。重みのある間。

ラッパー

リズムで語るラッパーの男性キャラクター 男性

リズムで語るラッパー

力を抜いた声。言葉が弾むリズム。

リズムで語るラッパーの女性キャラクター 女性

リズムで語るラッパー

力を抜いた声。言葉が弾むリズム。

インド英語

インドの陽気な起業家の男性キャラクター 男性

インドの陽気な起業家

弾む抑揚。アイデアを熱く語る。

情熱的なインド人講師の女性キャラクター 女性

情熱的なインド人講師

温かな声。伝えることに夢中。

同じ「バイキング」「ラッパー」という名前でも、男性と女性では声の印象が変わります。インド英語の2人にはそれぞれ別の人物像と話し方があります。ほかにも英国やスコットランドのアクセントを持つキャラクターがいます。ここで聞けるのは音声サンプルですが、アプリ内でフレーズを登録すると、そのカードの英語音声は選んだキャラクターの声で生成されます。気に入った声を選んでから一文を聞き直せることが、SpeakGainの体験の中心です。

映画や本で出会った「この一文」を登録する

登録する英文は、あらかじめ用意された教材のリストから選ぶ必要はありません。映画のせりふ、本の一節、Netflixで見た表現、YouTubeやTikTokの字幕、ゲーム中に出会った言葉など、自分が見つけた英文を入力できます。場面ごとの長い会話を全部集めるより、次に自分でも言ってみたい一文を選ぶと、カードを使う目的がはっきりします。

たとえば誰かの提案を聞いて「なるほど、それなら分かる」と返したいとします。That makes sense. を登録すると、その英文を中心とするカードになり、音声とAIによる意味・構造などの解説が付きます。音声をただ流すだけで終わらず、文を見て意味を確認し、もう一度音を聞き、自分でも言ってみる、という順序で使えます。

実際のSpeakGainカードにThat makes sense.の英文、意味、構造分析が表示された画面
実際のカード画面。英文の下に意味と構造の説明が表示されます。

ここで大切なのは、「見つけたら何でも保存する」ことではありません。聞き流しただけの表現を大量に増やすと、あとでカードを見ても、なぜ覚えたかったのか思い出しにくくなります。登録前に「どんな場面で自分が使うか」を一言で決めてみてください。相手の説明に納得したときに返す、旅行中にお願いする、ゲームの仲間に状況を伝える、といった具体的な場面で十分です。

作品内の表現は、文字を確かめてから入力します。耳で聞いた音と字幕が違うこともあれば、翻訳字幕が英語の直訳ではないこともあります。長い引用や固有名詞をそのまま覚えるより、意味が確認でき、自分の口でも使える短い文を選ぶと練習しやすくなります。SpeakGainは映画、本、Netflix、YouTube、TikTok、ゲームの各サービスと提携していません。

英語が出てこないなら、自分の言葉から始める

「言いたいことはあるのに、英語でどう書けばいいか分からない」場合もあります。そのときは最初から英語を無理に作らず、日本語など自分の言葉で入力できます。アプリは英語以外の入力を検出し、翻訳ボタンを表示します。翻訳すると「ていねい」「ふつう」「カジュアル」など、言い方の異なる英語の候補が並びます。自分の場面に合う一文を選んでカードにします。

SpeakGainのカード追加画面。日本語の入力「もう少し考える時間が欲しい」と、ていねい・ふつう・カジュアルの英語表現候補が表示されている
日本語入力を検出した画面。英語での言い方候補が丁寧さ別に3つ並び、使いたい表現を選べます。

たとえば「もう少し考える時間がほしい」と伝えたいなら、まずその日本語で意図をはっきりさせます。翻訳で出てきた英文は、自分が想定する相手と場面に合っているか確かめてください。急いでいる店員への依頼なのか、会議で意見を保留したいのかで、自然な言い方は変わります。翻訳ボタンは出発点であり、言いたい意味を最終的に選ぶのは自分です。

自分の言葉から作る方法と、作品で見つけた英語から作る方法は、どちらか一方に絞らなくて構いません。見つけた英文がそのまま言いたいことなら入力する。言いたいことに合う英文がまだ見つからないなら、日本語で書いて翻訳する。入口を変えても、最後に練習するのは自分が使いたい英語の一文です。

聞く、言う、必要なら録音して確かめる

カードの音声を聞いたら、文を見ながら一度声に出します。最初は速さをそろえることより、どこで言葉が区切れ、どの語に力が入るかを聞き取るつもりで十分です。二度目は画面を見ずに言えるか試し、詰まったところだけ英文と音声へ戻ります。短文でも、意味を理解することと、自分の口から出すことは別の作業です。

録音は任意です。録音した場合は、オンラインの発音評価で単語ごとの結果を確認できます。評価があるから必ず録音しなければいけないわけではありません。まず相棒の音声を聞いてまねるだけでも、カードは使えます。周囲に人がいて声を出しにくいときは意味と音の確認にとどめ、話せる場所で改めて発話してもよいでしょう。

評価を見るときは、一回の結果だけで「話せる・話せない」を決めないでください。聞こえ方に迷った語をもう一度音声で確かめ、実際に言い直すための手掛かりとして使います。自分の発話を聞き返せるなら、見本の音声と比べて、母音や語尾だけでなく文全体の間にも注目できます。目標は点数そのものではなく、その表現を必要な場面で言えることです。

復習はFSRSに任せ、自分は「思い出して言う」ことに集中する

SpeakGainの復習間隔には、Ankiと同じFSRSアルゴリズムが使われています。カードの練習履歴と評価に応じて復習対象が決まるため、登録した全文を毎日最初から見直す必要はありません。復習では、まず意味や場面から英文を思い出し、答え合わせのあと「もう一度」「難しい」「できた」「簡単」から選びます。各ボタンには次の復習までの間隔が表示されます。すぐ答えを見るより、短くても一度思い出そうとすると、自分にとって難しい箇所を見つけやすくなります。

SpeakGainの答え合わせ画面。英文とお手本の音声、もう一度・難しい・できた・簡単の復習ボタンと録音して採点へのボタンが表示されている
実際の答え合わせ画面。お手本の音声を再生でき、画面の例では「もう一度 1分」「難しい 10分」「できた 1日」「簡単 2日」が表示されています。録音して採点へ進むこともできます。

もちろん、アプリが復習日を示すことと、実際にその一文を使えることは同じではありません。たとえば That makes sense. のカードが出たら、日本語訳を読むだけで終えず、友人の説明を聞いたつもりで声に出します。言えたら次のカードへ進み、言えなければ音声を聞いてからもう一度言う。復習を小さな会話の練習にすると、登録時に思い浮かべた場面と英文がつながります。

復習する時間を長く取れない日もあります。その場合は、カードを増やすことより、すでに保存した一文を少数だけ確認するほうが続けやすいでしょう。SpeakGainを使うために、毎日新しい作品を見たり、大量の英文を採集したりする必要はありません。昨日出会った一文を今日もう一度言えるか、という小さな確認から始められます。

一つの場面を、登録から復習までたどる

具体的な流れを、ある番組で聞いた That makes sense. を例に追ってみます。これは「なるほど」「筋が通っているね」と相手の説明に納得したときに使える短文です。ここでは特定の番組やせりふの引用ではなく、使い方を示す一般的な例として扱います。

  1. 場面を思い出す。 相手の説明を聞いて納得した場面を想像し、自分も同じ返事をしたいか決めます。聞き取れなかったなら、元の動画や字幕で英文を確認します。
  2. 英文を登録する。 That makes sense. を入力してカードを作ります。自分が選んだキャラクターの音声と、意味・構造などのAI解説を確認します。
  3. 声を選んで聞く。 落ち着いた声で言いたいか、勢いのあるリズムで言いたいかを考えます。まず一回聞き、特に makes sense のつながりに耳を向けます。
  4. 自分で言う。 最初は英文を見ながら、次は相手の説明を聞いた直後を想像して、画面から目を離して言います。必要なら録音し、発音の結果も確認します。
  5. 後日に復習する。 カードが復習対象になったら、英文を見る前に「納得したときの一言は?」と自分に問い、声に出します。忘れていたら音声を聞き、同じ場面でもう一度言います。

この順序なら、英語の文字を保存しただけで終わりません。出会った文を理解し、声として聞き、自分の返事として使い、あとで思い出すところまでつながります。一回で滑らかに言えなくても、どの段階で止まったかが分かれば次にやることを選べます。意味が曖昧なら解説へ、音が曖昧なら音声へ、口から出なければ短く区切って発話へ戻れば十分です。

向いている人、ほかの方法が先に合う人

SpeakGainが合いやすいのは、好きな作品や日常で出会った英文を、ただ読んで終わらせずに言ってみたい人です。決まった教材だけでは興味が続かない人、使いたい表現が先にあって練習方法を探している人、同じ一文を声と意味の両方から確かめたい人にも向いています。15人の声から好みを選べるので、同じ文でも「この人の言い方をまねしたい」という入口を持てます。

反対に、英語を一から体系立てて学びたい人は、文法や語彙の基礎教材を併用したほうが道筋を立てやすいでしょう。長い映画を丸ごと視聴する機能や、YouTubeなどの動画をアプリ内で探す機能を期待するなら、まず元のサービスで作品を楽しみ、そこで見つけた短い文をSpeakGainに持ってくる使い方を考えてください。録音したくない人も、録音を使わず音声と解説、復習から始められます。

選ぶ英文に迷ったら、今日見た作品で気になったものを一つだけ選びます。作品がなくても、明日誰かに言いたいことを日本語で一文書けます。カードを作る目的は数を増やすことではなく、自分が言いたい一文を、必要なときに声にできるよう練習することです。

よくある迷いと、最初の一枚の選び方

日本語から翻訳した英文は、そのまま覚えていい?

翻訳で得た文は、登録前に自分の場面に合うか確認します。「少し待って」でも、友人への返事と店での依頼では言い方が変わります。相手や丁寧さを考え、納得できる英文をカードにしてください。

声を選ぶとき、アクセントは一つに絞るべき?

最初は、何度も聞きたいと思える声を選んで構いません。英国、スコットランド、インドなどの声を聞き比べ、まず一人の声で一文を聞いて言ってみます。余裕があれば別の声も聞き、リズムや抑揚の違いを楽しんでください。

まず一文から試す

このページの6人の声で、聞き続けたくなる相棒は見つかったでしょうか。SpeakGainを試すなら、記事を読み終えてすぐに保存したい英文を一つ選んでください。別の記事で紹介した動画や映画の表現でも、これから使いたい日本語の一言でも構いません。英語を入力するか翻訳してカードにし、音を聞いて、実際に声に出す。次に復習対象になったとき、元の場面を思い出してもう一度言う。それがSpeakGainの基本的な使い方です。

ダウンロードは、この下のストアボタンからできます。登録する前に「この文を誰に、いつ言いたいか」を決めておくと、最初のカードを単なるコレクションではなく、自分の会話のための練習にできます。