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英語の自己紹介:場面別の例文と、自分の30秒紹介を作って話す手順

英語の自己紹介を短く作り、相手との会話につなげるための案内

英語の自己紹介は、挨拶 → 名前 → 仕事・所属 → 具体的な一言 → 締めの順で作ります。例えば、“Hi, I’m Haruka. I work in customer support. I enjoy hiking. Nice to meet you.”(こんにちは、遥です。カスタマーサポートの仕事をしています。ハイキングが好きです。はじめまして)で、短い紹介ができます。

自己紹介に続けて一つの経験や感謝を伝えるなら、短い英語スピーチの原稿づくりと練習で話の続きと終え方を準備できます。

そのまま使える例文を探しているなら、下の5場面から選び、名前と仕事内容などを自分の事実に替えてください。自分用に整えるなら、まず短い版を作り、声に出して時間を測ります。30秒はこの記事の準備の目安で、自己紹介が必ず30秒であるべきという決まりではありません。会議で一言だけ求められたら短く、面接で経歴の説明を求められたら必要な分を足します。

就職・転職での自己紹介は、英語面接の対策で現在の役割から応募先の仕事へつなぎ、志望動機や経験の答えと一緒に練習できます。

滞在先での挨拶の後まで備えるなら、ホームステイの英語で自己紹介から家のルールの質問へつなぐ練習ができます。

オンライン英会話を初めて受けるなら、初心者向けの型の選び方と最初の10回で、必要な助けと準備する一文を決めてください。

1.穴埋めできる基本の型:全部を話す必要はない

編集部は、最初の紹介に自分の履歴を全部詰め込まず、「相手が次に聞ける情報」を一つ残すことを勧めます。 仕事なら何を担当する人なのか、英会話なら何を練習したいのか。家族や年齢は、聞かれた場合や自分が話したい場合に加えれば十分です。

順番 英語の型 意味・替えるところ
挨拶 Hi. / Hello, everyone. こんにちは/皆さん、こんにちは
名前 I’m [name]. Please call me [name]. [名前]です。[呼んでほしい名前]と呼んでください
仕事・所属 I work in [field]. / I’m a student at [school]. [分野]の仕事をしています/[学校]の学生です
一言の具体 I help [people] [do something]. / I enjoy [activity]. [人]が[何かをする]お手伝いをします/[活動]が好きです
締め Nice to meet you. / I’m looking forward to working with you. はじめまして/一緒に働くのを楽しみにしています
挨拶、名前、所属、具体的な一言、締めの5枠。仕事なら担当、レッスンなら目標、学校なら専攻、雑談なら好きなことへ替える。
順番は使い回し、真ん中の情報を相手に合わせます。会話なら相手が話し始めたところで聞く側に回りましょう。

名前は呼んでほしい形を伝えます。本名を短くしたり、英語名を作ったりする必要はありません。フルネームを伝えてから “Please call me Haruka.” と言っても、最初から “I’m Haruka.” と言っても構いません。聞き返されたらゆっくり言い、必要ならつづりを伝えます。これは名前を変える勧めではなく、呼び方を自分で選ぶための編集方針です。

British Councilの初対面の教材でも、短く名乗る “I’m …” と “Nice to meet you.”、返答の “You too.” が使われています。公式の会話教材。ここからの例文は、場面に合わせて編集部が作った架空の人物の紹介です。

出身・居住地・仕事・趣味を足す例文と日本語訳
伝えること 例文 日本語訳
出身 I’m from Nagano, Japan. 日本の長野出身です
今の居住地 I live in Tokyo now. 今は東京に住んでいます
育った場所 I grew up in Fukuoka. 福岡で育ちました
勤務先 I work for a software company. ソフトウェア会社で働いています
職種 I’m a graphic designer. グラフィックデザイナーです
担当 I handle customer enquiries. お客様からの問い合わせに対応しています
経験 I have three years of experience in sales. 営業の経験が3年あります
学校 I’m a second-year university student. 大学2年生です
専攻 I study environmental science. 環境科学を学んでいます
趣味 I enjoy cooking on weekends. 週末に料理をするのが好きです
関心 I’m interested in photography. 写真に興味があります
具体的な近況 I recently started learning the guitar. 最近ギターを習い始めました
ペット I have a cat named Mugi. ムギという名前の猫を飼っています

出身と現在地が違うなら、両方を言っても構いません。ただし短い会議の紹介には、仕事の担当のほうが必要な場合もあります。趣味を三つ並べるより、料理なら「週末に」、写真なら「街を歩きながら」など一つを具体化する、というのが編集部の勧めです。役職・経験・家族は例文のまま使わず、実際の自分に合う部分だけ残してください。

2.場面別例文:仕事では「何を担当する人か」を先に

仕事では、相手が自分と何について連絡を取ればよいか分かる紹介を作ります。社内の挨拶と初めて会う顧客では、付け加える情報を変えましょう。下の紹介は発話時間を保証した台本ではなく、短く組み立てるための素材です。

仕事① 新しいチームに入ったとき:完成例と訳

“Hello, everyone. I’m Haruka Sato. Please call me Haruka. I’ve just joined the customer support team. I’ll help customers get started with our software. I’m looking forward to working with you.”

「皆さん、こんにちは。佐藤遥です。遥と呼んでください。カスタマーサポートのチームに加わりました。お客様が私たちのソフトウェアを使い始めるお手伝いをします。一緒に働くのを楽しみにしています。」

所属名が長い場合は、部署名と担当の両方を長く説明しないようにします。相手が同じ会社の人なら会社の沿革は省き、今回の役割を伝えます。異動なら “I’ve moved from the sales team.”(営業チームから異動してきました)へ替えられます。

仕事② 顧客・社外の人と初めて会うとき:完成例と訳

“Good morning. I’m Ken Mori from Aoba Systems. I manage customer accounts in Japan. I’ll be your main contact for this project. It’s a pleasure to meet you.”

「おはようございます。Aoba Systemsの森健です。日本のお客様のアカウントを担当しています。このプロジェクトでは私が主な窓口になります。お会いできてうれしいです。」

会社名は架空です。自分が窓口でないなら、その文を残さず “I’ll be helping with the technical setup.”(技術的な設定をお手伝いします)など、実際の役割へ替えます。相手に自分の権限を誤解させないことを、印象のよい肩書きより優先してください。

仕事で足す一言・次に聞くこと
用途 英語 日本語訳
担当を具体化 I mainly work on product documentation. 主に製品の説明資料を担当しています
連絡先になる Please contact me if you have questions about the schedule. 日程について質問があれば、私にご連絡ください
相手の担当を聞く What do you work on in this team? このチームでは何を担当していますか
質問に答える I help new customers set up their accounts. 新しいお客様のアカウント設定をお手伝いします

初対面で担当を聞くかどうかも、会議の時間と相手の役割に合わせます。全員が順番に名乗る場では、質問で会議を止めず、後で個別に話しても構いません。

3.オンライン英会話:練習したいことを一つ伝える

レッスンの自己紹介は、先生が今回の練習を組み立てるための情報に寄せます。「英語が下手です」とだけ伝えるより、「短い紹介を練習したい」「話し終わってから直してほしい」と具体的に頼むのが編集部の勧めです。長い紹介の暗唱でレッスン全部を使う必要はありません。

レッスン① 初めての先生:完成例と訳

“Hi, I’m Haruka. I live in Tokyo and work in customer support. I’m learning English to talk with our overseas team. Today, I’d like to practise a short self-introduction. Could you give me feedback after I finish?”

「こんにちは、遥です。東京に住んでいて、カスタマーサポートの仕事をしています。海外チームと話すために英語を学んでいます。今日は短い自己紹介を練習したいです。話し終えた後にフィードバックをもらえますか。」

何を直してほしいか決まっていれば、最後を “Could you check whether my job description is clear?”(仕事内容の説明が分かりやすいか確認してもらえますか)へ替えます。先生と練習方法を相談するための頼み方です。

レッスン② 初心者で、ゆっくり話してほしいとき:完成例と訳

“Hello, I’m Yui. I’m from Sapporo. I like cooking and watching films. I’m still learning English. Could you speak a little more slowly, please? I’d like to practise everyday conversation.”

「こんにちは、結衣です。札幌出身です。料理と映画を見るのが好きです。まだ英語を学んでいるところです。少しゆっくり話してもらえますか。日常会話を練習したいです。」

“I’m still learning English.” は学習中だと説明する文です。全員がそれを最初に言う必要はありません。聞き取りで困るなら速度の調整、言葉が出ないなら考える時間、と必要な助けを言います。

レッスンで使う追加の一言・聞き返し
用途 英語 日本語訳
少し考える Let me think for a moment. 少し考えさせてください
もう一度頼む Could you say that again, please? もう一度言ってもらえますか
質問を確かめる Do you mean what I do at work? 仕事で何をしているか、という意味ですか
次の練習を頼む Could you ask me a follow-up question? 続けて質問してもらえますか

紹介が済んだら、先生の質問にも答えてみてください。終わった後は、止まった一文だけを残して次回に戻ります。詳しくはオンライン英会話の復習へ。

4.留学・学校:専攻と、話したい話題を残す

クラス全員への発表なら所属や学ぶ目的、隣の席の人との会話なら共通の授業や好きなことを選びます。「学校だから年齢と家族を全部言う」という固定の内容にはしません。先生から項目や時間を指定された場合は、その指示を先に確認してください。

学校① 留学先のクラスで:完成例と訳

“Hi, everyone. I’m Mei Tanaka from Japan. I’m an exchange student, and I’m studying environmental science. I enjoy taking photos of plants. I’m excited to learn with you this semester.”

「皆さん、こんにちは。日本から来た田中芽衣です。交換留学生で、環境科学を学んでいます。植物の写真を撮るのが好きです。今学期、皆さんと学ぶのを楽しみにしています。」

交換留学生でないなら “I’m an exchange student.” を省きます。語学学校なら “I’m here to improve my English.”(英語を上達させるために来ています)に替えても構いません。学校名や専攻の公式な英語表記は、自分の学校の案内で確かめましょう。

学校② 初めて話すクラスメートに:完成例と訳

“Hi, I’m Riku. I’m a first-year student, and I’m taking this class for the first time. I like basketball and video games. What other classes are you taking?”

「こんにちは、陸です。1年生で、この授業は初めて取ります。バスケットボールとゲームが好きです。他にはどんな授業を取っていますか。」

質問は、相手が答えやすい授業の話にしています。初対面の人の住所や家族構成を、自分の原稿に入っているからという理由で尋ねなくて構いません。話したくない情報がある場合は、授業や好きな活動だけで紹介できます。

学校で足す一言・自己紹介の後の返し
用途 英語 日本語訳
学年 I’m in my second year at university. 大学2年生です
関心 I’m interested in renewable energy. 再生可能エネルギーに興味があります
共通の授業 Are you taking the biology class too? あなたも生物の授業を取っていますか
相手の話に応じる That sounds interesting. What do you like about it? 面白そうですね。どんなところが好きですか

自分の紹介の続きを急いで話すより、相手が答えた授業名や関心を受けて一つ聞きます。これは会話を進めるための編集上の提案で、特定の質問をすれば友達ができるという保証ではありません。

場面ごとに残す情報の比較。仕事は担当、レッスンは目標、学校は専攻、面接は経験と応募理由、雑談は共通の話題。
同じ自分でも、相手が知りたい情報は変わります。趣味や年齢を毎回入れるより、その場で必要な一言を選びます。

5.面接:経歴と、応募する仕事との接点を伝える

面接の “Tell me about yourself.” は、名前だけで終わらず仕事につながる背景を話すための問いとして準備します。ここでは短い導入を示します。応募先が1分などの時間を指定したら、その時間に合わせて具体的な経験を足してください。30秒に収めるために、必要な説明まで削ることは勧めません。

面接① 経験のある応募者:完成例と訳

“Thank you for meeting with me. I’m Aya Nakamura. I have three years of experience in customer support. In my current role, I help customers solve problems with our software. I’m interested in this position because I’d like to work more closely with an international team.”

「お時間をいただき、ありがとうございます。中村彩と申します。カスタマーサポートの経験が3年あります。現在の仕事では、お客様がソフトウェアの問題を解決するお手伝いをしています。海外のチームとより密接に働きたいと思い、この職種に関心を持っています。」

この後に、実際に担当した問い合わせや改善を説明できるようにします。数値の成果を言うなら、自分が確認できる数字だけを使い、チーム全体の成果と自分の担当を区別してください。例文の「3年」を印象のために増やすことはできません。

面接② 学生・新卒:完成例と訳

“Good morning. My name is Daichi Ito. I’m studying business at university. In a class project, I worked with four other students to plan a small online shop. I’d like to use that experience in your sales team.”

「おはようございます。伊藤大地と申します。大学でビジネスを学んでいます。授業のプロジェクトで、他の学生4人と小さなオンラインショップを企画しました。その経験を御社の営業チームで生かしたいと考えています。」

職歴がない場合でも、学んだことと自分が行ったことを一つ説明できます。店がまだ企画段階なら、運営した、売上を上げたとは言い換えません。卒業済みなら “I studied business at university.”(大学でビジネスを学びました)など、時制を現在の状況に合わせます。

面接で足す一言・具体例へ進む返し
用途 英語 日本語訳
自分の役割 My main responsibility was organising the team’s schedule. 主な担当はチームの日程の調整でした
経験を例示 For example, I helped a new customer set up their account. 例えば、新しいお客様のアカウント設定をお手伝いしました
応募先との接点 I’d like to bring my customer support experience to this role. この職務にカスタマーサポートの経験を生かしたいです
質問を確認 Would you like me to describe the project in more detail? プロジェクトをもう少し詳しく説明しましょうか

編集部は、抽象的な「努力家」「コミュニケーション能力が高い」を何個も並べるより、説明できる行動を一つ用意することを勧めます。採用結果の予測ではなく、質問を受けた後にも自分の言葉で説明できる紹介にするためです。

6.カジュアル:短く名乗り、共通の話題へ

友人の集まりや趣味のイベントでは、発表用の自己紹介を最初から最後まで読み上げる必要はありません。名前を言って相手の反応を待ち、同じイベントに来た理由などを一つ足します。相手が途中で質問したら、用意した順番を離れて答えて構いません。

カジュアル① 友人の集まりで:完成例と訳

“Hi, I’m Nao. I’m a friend of Yuki’s. I live nearby, and I enjoy trying new cafés. How do you know Yuki?”

「こんにちは、奈央です。由紀の友人です。近くに住んでいて、新しいカフェに行ってみるのが好きです。由紀とはどういうお知り合いですか。」

つながりを伝えるだけでも会話を始められます。初対面で勤務先まで話したくなければ、仕事の文を入れなくて構いません。紹介が短いこと自体を失敗と考えず、相手の話を聞く余地を残します。

カジュアル② 趣味のイベントで:完成例と訳

“Hey, I’m Kota. This is my first time at this book club. I’ve been reading a lot of mystery novels lately. What kinds of books do you like?”

「やあ、航太です。この読書会には初めて来ました。最近はミステリー小説をたくさん読んでいます。どんな本が好きですか。」

より落ち着いた挨拶にしたければ “Hi” や “Hello” に替えます。本の題名をいくつも並べる前に、相手の好きな種類を聞いてみましょう。英語圏の全員が同じ距離感で話すわけではないので、挨拶や質問は場の様子に合わせます。

カジュアルで足す一言・聞き返し・別れ際
用途 英語 日本語訳
名前を聞き直す Sorry, what was your name again? すみません、お名前をもう一度教えてもらえますか
共通の趣味 I enjoy hiking too. 私もハイキングが好きです
詳しく聞く Do you have a favourite trail? 好きなハイキングコースはありますか
別れ際 It was nice talking to you. お話しできてよかったです

“How about you?”(あなたはどうですか)だけに頼らず、今の話題に沿った一つの質問を作ると、自分が何を聞きたいかも明確になります。答えを聞き取れなかったら推測で合わせ続けず、上のレッスンの聞き返しを使ってください。

7.直訳しやすい表現:誤りと、好みの違いを分ける

「不自然」という言葉だけで、覚えた表現を全部捨てる必要はありません。文法の形が違うのか、意味が違うのか、その場で別の言い方を選びたいのかを分けます。次の表は、用法を確認できたものと、それを使った編集部の提案です。

元の表現・迷い 直す/選ぶ例 理由
I’m belong to the support team. I’m on the support team. belongを使うなら I belong to …。amと動詞の原形を重ねない。仕事の紹介では役割が分かる文を選ぶ
I enjoy to cook. I enjoy cooking. enjoyの後に動詞を置く場合は-ing形
I look forward to work with you. I look forward to working with you. このtoは前置詞。続く動詞は-ing形にする
My hobby is reading. を避けるべき? I enjoy reading mystery novels. 元の文を誤文とはしない。編集部は好きなことを具体的に言える形を勧める
I am Haruka. は変? I’m Haruka. 元の文も使える。短縮形は日常の名乗りの選択肢であり、必須ではない

belong to は、集団や組織の一員である意味で使える動詞です。Cambridgeの辞書項目。したがって “I belong to a tennis club.”(テニスクラブに所属しています)は使えます。「belongは所属に使えない」という説明にはしません。職場なら “I work in customer support.” と担当を言うほうが、今回の紹介には具体的だと編集部は判断しています。

enjoyの後の-ing形と、前置詞の後の-ing形は、BBC Learning Englishの文法解説で確認できます。趣味の文は、動詞の形を直すことと、話題を具体化することを別々に行いましょう。「よろしくお願いします」は一つの英語へ固定せず、初対面なら “Nice to meet you.”、これから働く相手なら “I’m looking forward to working with you.” と、この場で伝えたい意味を選ぶのが編集部の方針です。

8.遥さんが、自分の30秒自己紹介を作る

ここからは架空の練習例として、カスタマーサポートで働く遥さんを使います。実在の利用者の体験談や、成果の報告ではありません。目的は「次の英会話レッスンで、仕事と学ぶ理由を紹介し、先生の質問に一つ答える」です。

材料を選ぶ、短い紹介を作る、音を聞く、メモなしで言う、人に使う、止まった文へ戻るという練習の順番。
読める・まねられる・自分から言える・人に伝わるを、順番に確かめます。止まったら紹介全体を長くせず、その一文へ戻ります。

遥さんの材料は「佐藤遥/東京のソフトウェア会社のサポート職/顧客が製品を使う手伝い/ハイキングが好き/海外チームと話すために学習」です。最初の日本語案には、転職の経緯や行った山も入っていました。今回は、話し終わってから聞いてもらえる部分として外します。省いた情報は、必要なときの追加の答えに残します。

手順① 五つの枠に入れ、声に出して削る

遥さんは、次の49語を準備します。音声用の英文では I am / It is と書いています。自分で話すときには I’m / It’s にしても構いません。

Hi, I am Haruka Sato. Please call me Haruka. I work in customer support for a software company in Tokyo. I help customers use our products. In my free time, I enjoy hiking. I am learning English to talk with our overseas team. It is nice to meet you.

「こんにちは、佐藤遥です。遥と呼んでください。東京のソフトウェア会社でカスタマーサポートの仕事をしています。お客様が私たちの製品を使うお手伝いをします。余暇にはハイキングを楽しみます。海外チームと話すために英語を学んでいます。はじめまして。」

自分の声で測って30秒を大きく超えたら、早口にする前に削ります。 例えば余暇の一文を後の質問用に回します。逆に短く終わっても、無理に30秒を埋めません。名前・担当・学ぶ理由が伝わるなら、今回の目的は満たせます。49語という長さも、最適だと研究が示した数字ではありません。

手順② SpeakGainの作成画面へ、自分の英文を入れる

意味を自分で説明できる英文を、SpeakGainの通常の作成画面から保存します。長い紹介は、名前・仕事・担当・趣味・学ぶ理由・締めの6つに分け、短い文ごとのカードにします。例文の名前だけを替えた後も、職種・経験年数・目標が自分の事実か確認してください。自作文の意味に迷う場合は、辞書や先生で確かめてから使います。

SpeakGainの作成画面で、遥さんの自己紹介のうち、東京のソフトウェア会社でサポート職として働く英文を入力した状態
名前だけでなく、担当と学ぶ理由も自分の内容にします。一度作った文は、次の練習へ戻る材料になります。(画面:SpeakGain)

手順③ Vikingの声で聞き、文ごとに言ってみる

下の音声は、上の英文を6つのカードに分け、SpeakGainのAI音声 Deep-voiced Viking で生成し、紹介の順につないだものです。声の速度や高さは加工していません。まず意味を確認して聞き、再生を止めて一文ずつ言います。全文の速度に追いつくことを最初の条件にせず、名前や担当を相手が聞き取れる言い方を確かめましょう。

SpeakGainで遥さんの自己紹介カードのお手本音声を聞く画面
お手本を聞く練習です。気になる一文を止めて言ってから、もう一度聞きます。(画面:SpeakGain)

Vikingの声を選ぶこと自体が、他の声より記憶や会話力を高めるとは主張しません。気に入った声を練習材料にするための選択です。文字では分かるのに音の区切りが分からない場合は、長い紹介を繰り返す前に、その一文の文字と音を照合してください。

手順④ 原稿と音声を閉じ、場面だけから話す

次は、再生する前に原稿を閉じ、「初めての先生に仕事と英語を学ぶ理由を紹介する」という場面だけから言います。直前に聞いた音をなぞる確認と、自分から話し出す確認を分けるためです。アプリで答えを隠すだけでなく、紙のメモやこの記事の英文も見ない状態にします。

遥さんが “I help customers …” の先で止まったら、その一文を確認します。日本語で何を言いたかったかを言い直し、意味が合っているなら、再び画面を閉じて試します。毎回最初から読み直すだけでは、どの情報が自分から出るのかが分かりません。原稿と一語ずつ一致しなくても、担当や目的が同じ意味で伝われば、その試行を記録できます。

言えたかを記録する例と、詰まったときの戻り先
今回の確認 記録すること 次に戻るところ
意味 誰に何を伝える文か、自分で説明できたか 分からない語・仕事の説明
音 お手本を止めた後、一文を言えたか 言いにくい一文の区切り
メモなし 名前・担当・学ぶ理由が自分から出たか 出なかった情報だけ
人との会話 相手は担当を理解し、質問に答えられたか 質問の聞き取り・追加の答え

「聞くと分かるのに、自分から言うと出ない」なら、言いたい英単語が出てこないときの確認へ。長い原稿を増やすより、今回止まった一文を先に使えるようにします。文を保存して戻る練習は英文の覚え方でも説明しています。

手順⑤ 先生など、人に使って質問を一つ受ける

遥さんは次のレッスンで短く紹介し、先生に「仕事内容は伝わりましたか」「追加で一つ質問してください」と頼む、という練習を計画します。ここでの会話も台本の例です。実際に人との確認を済ませていなければ、音声を聞いたことだけで完了とは記録しません。

自己紹介の後、質問を受ける会話例と訳

先生:“What do you help customers with?”(お客様のどんなことを手伝うのですか。)

遥:“I help them set up their accounts and use our software.”(アカウントを設定したり、私たちのソフトウェアを使ったりするお手伝いをします。)

先生:“Do you go hiking every weekend?”(毎週末ハイキングに行くのですか。)

遥:“Not every weekend. I usually go once a month.”(毎週末ではありません。普段は月に一度行きます。)

聞き取れなければ “Could you say that again, please?” を使います。質問を聞き返し、答えてから会話を続けられたかも確認しましょう。紹介を暗唱できたことと、予定していない質問に対応できたことは別の記録です。

使った後は「担当は伝わった/hikingの頻度を聞かれて止まった」など、止まった場所を具体的に残します。この書き方は記録の例で、遥さんの成果を報告したものではありません。次回は頻度の答えを一文足し、自己紹介自体は必要以上に長くしません。別の日にも原稿を開く前に試し、出ない文を確認して戻ります。

SpeakGainで保存・お手本の再生・発話の練習を行っても、人との会話が自動で済むわけではありません。SpeakGainとはで機能の範囲を確認できます。自己紹介の次に会議や依頼を練習するなら英語を話すためのロードマップ、勉強全体の優先順位に迷ったら英語の勉強方法へ進んでください。

9.研究が支える範囲:30秒や声の選択は編集上の設計

この記事の「短く作る→聞く→見ずに言う→人に使う」は、研究でこの一式の優越性を確かめたプログラムではありません。学習研究は次の範囲を参考にし、30秒、49語、Vikingの声、練習する日数を研究由来の最適値とはしません。

見ずに思い出す:Karpicke & Roediger(2008)、原著本文を確認

大学生がスワヒリ語と英語の40語対を学ぶ実験では、一度正解した後もテストを続ける条件が、テストから外して再学習だけを続ける条件より、1週間後の再生で高い結果を示しました。原著本文を確認しています。語対の再生を測った研究であり、30秒の自己紹介や自由会話への効果を直接測ったものではありません。「原稿を読める」と「見ずに出せる」を別に確かめるための参考です。著者公開の原著PDF

別の日にも戻る:Cepedaら(2006)、抄録のみ確認

317実験の839比較をまとめたメタ分析では、学習間隔と最後のテストまでの期間が、ともに保持に関係すると報告されています。ここではPubMedの抄録のみを確認しました。全員に最適な「翌日・3日後・7日後」を示す根拠としては使いません。自己紹介を別の日にも試すことは、この結果を参考にした編集上の提案です。研究の抄録

同じ内容を再び話す:de Jong & Perfetti(2011)、抄録のみ確認

ESLクラスの24人が4分・3分・2分のスピーチを行った研究では、練習中は両群で流暢さが改善し、事後テストでは同じ内容を繰り返した群だけで改善が維持されたと報告されています。出版社の抄録のみを確認しています。お手本を聞くだけの練習ではなく、長さもこの記事の30秒とは異なります。あらゆる会話への転移や、アプリ音声による効果を保証する研究ではありません。出版社の抄録

よくある質問

自己紹介を一言だけと言われたら?

挨拶・名前・その場で必要な所属を先に伝えます。例えば “Hi, I’m Haruka from customer support.”(こんにちは、カスタマーサポートの遥です)。趣味や学習の目的は、時間があるときに足してください。短い版を持っておくと、長い原稿を慌てて早口にせずに済みます。

30秒は何語で作ればよい?

語数だけでは、間の取り方や話す速さが決まらないので、正確な秒数は分かりません。この記事の49語を一つの出発点にし、自分の声で計って調整してください。遅くなる場合は必要な情報を残して削り、速さを競う練習にしません。

My name is は使わないほうがよい?

使えます。短い日常の名乗りには I’m も使えます。編集部は、丁寧さを一つの表現だけで判断せず、相手・場面・伝える内容に合わせて選ぶことを勧めます。短縮形を使えなかっただけで、自己紹介の失敗とはしません。

面接でも趣味を入れる?

最初は応募する仕事につながる経験や学びを優先する、というのが編集部の勧めです。趣味を尋ねられたり、仕事内容との接点があったりする場合には話せます。本文の短い導入に加え、実際の経験を説明する答えも準備してください。

会話の最初と最後を練習するなら、英語の挨拶とHow are you?の返し方で、気分に合う返事と一言の近況を選べます。

カタカナで発音を覚えてよい?

自分用の補助メモとして使うかは選べますが、カタカナの字だけではお手本の音や区切りを確かめられません。聞いて、止めて言い、最後はメモを閉じて試してください。名前は特に、相手に呼んでほしい言い方を自分で確かめます。

今日の準備は、使う場面を一つ選び、基本の型へ自分の情報を入れ、声に出して時間を測るところから始めます。次にお手本を聞き、原稿を閉じて言い、先生や相手に使う予定まで決めましょう。例文を増やすことより、必要な紹介を一つ言えて、その後の質問を一つ受けることを先に目指します。

参考資料

自己紹介のあとに会話を続ける:英語の相槌と返し方

電話で使う言い方は、英語の電話対応:流れ別フレーズと聞き取れないときの対処で、名乗り・伝言・聞き返し・数字の確認まで練習できます。

相手に迷惑をかけたときや、声をかけたいときは、「すみません」の英語と謝り方で場面に合う一言を選べます。

自己紹介のあとに発表を始めるなら、英語のプレゼンで目的の一文と話す順序も用意しましょう。

自己紹介の最後や依頼の「よろしくお願いします」は、伝えたいことで英語を選ぶと、場面に合う一文にできます。