英語の挨拶とHow are you?の返し方|場面別の一言と別れ方
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英語の挨拶は、“Hello.”(こんにちは)、朝なら “Good morning.”(おはようございます)から。相手に “How are you?” と聞かれたら、元気な日は “Good, thanks. And you?”(元気です、ありがとう。あなたは?)と短く返せます。「声をかける → 返す → 一言足す → 別れる」を目安に、最後は “Bye.”(さようなら)や “Have a good day.”(よい一日を)で終えましょう。 四つを毎回全部言う必要はなく、すれ違うだけなら挨拶だけで十分なこともあります。
編集部が最初に勧める返し方は、“Good, thanks.” “I’m okay, thanks.” “I’m a bit tired.” の3つです。 元気・まあまあ・少し疲れた、を自分で選び、続けたいときだけ “And you?” や近況を一文足します。3つという数は、迷わず使い始めるための編集部の整理です。“I’m fine, thank you.” も誤りではありません。この文を禁止するより、聞かれたことと今の自分に合う返事を用意するほうが役立つ、と考えています。
別れ際の「気をつけて」は、見送り・危険への注意・自分の約束で選ぶ英語表現で、帰り道や出張の一文まで練習できます。
挨拶の後は英語の話題・フリートークで、話す内容と自分の短い答えを用意できます。
日々の場面で使う短い一言と覚え方は、英語の日常会話フレーズで自分用の10文にまとめられます。
1.声をかける:場面と相手に合わせて挨拶を選ぶ
迷ったら “Hello.”、朝の職場なら “Good morning.” を選びます。親しい人には “Hi.” や “Hey.” も使えますが、初対面の取引先に、友達に使うのと同じくだけた言い方から入る必要はありません。難しい表現を増やすより、誰に、いつ、何のために声をかけるかを先に考えましょう。

丁寧さは、表の語だけで決まる点数ではありません。声の調子、相手との関係、その場の慣習も関わります。ここでは、最初の一言を選ぶ目安として「丁寧寄り」「標準」「くだけた」を使います。同じ職場でも、毎日話す同僚と初めて会う顧客では選び方を変えます。
| 場面 | 英語の一言 | 日本語訳 | 丁寧さの目安 |
|---|---|---|---|
| 初対面 | Hello. I’m Misaki. Nice to meet you. | こんにちは、美咲です。はじめまして。 | 標準。仕事でも使える |
| 初対面で丁寧に | It’s a pleasure to meet you. | お会いできてうれしいです。 | 丁寧寄り |
| 再会 | It’s good to see you again. | またお会いできてうれしいです。 | 標準 |
| 久しぶりの友人 | Long time no see! How have you been? | 久しぶり!このところどうしていた? | くだけた。近況を聞く |
| 久しぶりの仕事相手 | It’s been a while. How have you been? | お久しぶりです。このところいかがでしたか。 | 標準。落ち着いた再会に |
| 朝の職場 | Good morning. How are you? | おはようございます。お元気ですか。 | 標準〜丁寧寄り |
| オンラインの開始 | Hello. Can you hear me? | こんにちは。私の声は聞こえますか。 | 標準。接続の確認 |
| 親しい人 | Hey! How’s it going? | やあ!調子どう? | くだけた |
初対面は名前を添え、再会はseeを使う
初めて会う相手には “Hello. I’m Misaki.” と名乗ってから “Nice to meet you.”。相手が先に言ったら “Nice to meet you, too.”(こちらこそ、はじめまして)と返せます。British Councilの初対面の教材でも、職場で名乗り、会えた喜びを伝えるやり取りを確認できます。
以前に会った相手には “Good to see you again.” とすれば、再会だと分かります。「会う」という日本語だけを見て、毎回 “Nice to meet you.” に固定しないのが編集部の勧めです。挨拶の後で仕事や出身などを話したい場合は、英語の自己紹介で、自分に必要な一文を選んでください。この記事では挨拶と一往復に絞ります。
朝・昼・夜と、オンラインで変わるところ
朝は “Good morning.”、午後なら “Good afternoon.”、夜に会ったときは “Good evening.” が使えます。正午を少し過ぎたから失礼になる、と時刻の境界だけに神経質になる必要はありません。迷う場面では “Hello.” に戻れます。夜に入室したときの「こんばんは」と、帰る・寝るときの “Good night.” は後の別れの節で分けて覚えましょう。
オンラインでも、まず人への挨拶をしてから必要な接続確認をします。“Can you hear me?” への返事は “Yes, I can hear you.”(はい、聞こえます)。これは元気かどうかを聞く質問ではありません。聞こえにくければ “I can’t hear you clearly.”(はっきり聞こえません)と伝え、確認が済んでから本題へ進みます。全員の接続が既に分かっている場で、毎回この確認を加える必要もありません。
| 言われたこと | 返す一言 | 伝える内容 |
|---|---|---|
| Hello. | Hello. | こんにちは、と挨拶を返す |
| Can you hear me? | Yes, I can hear you. | 相手の声が聞こえている |
| Can you hear me? | I can’t hear you clearly. | はっきり聞こえない |
日本語の「お疲れさまです」を、朝の挨拶でそのまま「あなたは疲れている」と訳そうとしないでください。朝の同僚には “Good morning.”、仕事が終わって帰るなら “See you tomorrow.”、助けてもらったことに感謝するなら “Thanks for your help.” のように、何を伝えたいかで選びます。いつでも置き換えられる万能な英訳を探すより、その場の役割を分けるのが編集部の意見です。
2.聞かれたことに返す:三つの質問の違い
“How are you?” “How’s it going?” “What’s up?” を全部「元気?」とだけ覚えると、返す内容に迷います。挨拶として使われたとき、最初の二つには調子を、三つ目には「何かあったか」「何をしているか」を短く返す、と分けると選びやすくなります。ただし、どれも文脈を見ずに固定の返答へ結び付けるわけではありません。
| 聞かれた英語 | 挨拶としての目安 | 返す例 | 関係の目安 |
|---|---|---|---|
| How are you? | 元気ですか。調子はどうですか。 | Good, thanks. And you?(元気です。あなたは?) | 初対面・同僚など幅広く |
| How’s it going? | 調子どう? | Pretty good. How about you?(けっこういいよ。そっちは?) | くだけたやり取りに |
| What’s up? | 何かあった?最近どう? | Not much. You?(特に何も。そっちは?) | 親しい人とのくだけた挨拶 |
Cambridgeのhowの項目では、How’s it going?をくだけた挨拶として扱っています。ここでのitを探して「何がどこへ行くのですか」と答える必要はありません。一方、話していた仕事について “How’s it going?” と尋ねられたなら、その仕事の進み具合を答えます。“It’s going well. We finished the first part.”(順調です。最初の部分が終わりました)のように、前の話題を受けましょう。
What’s up?には「どうしたの?」もある
友人が軽く “Hey, what’s up?” と言ったなら、“Not much.” や “Nothing much.”(特に何もないよ)で返せます。でも、落ち込んだ様子の人に向かって言う “What’s up?” は、何が問題なのかを尋ねていることもあります。CambridgeのWhat’s up?の辞書項目は、挨拶と、何が起きているか・何が問題かを聞く用法を分けています。
「何かあった?」と心配されているのに、挨拶用の “Not much.” で終える必要はありません。“I lost my wallet.”(財布をなくした)など、伝えたい問題を答えます。反対に、軽い挨拶のWhat’s up?へ毎回長い体調報告を返す必要もありません。言葉だけでなく、相手の表情、直前の出来事、話す時間があるかを手がかりにします。
“I’m good.” でもやり取りが成り立つ場面はありますが、What’s up?の練習では “Not much.” と「何をしているか」の短い返答を先に用意するのが編集部の勧めです。どれか一つの返事だけが世界共通の正解、とは考えません。聞き取れなかったら “Sorry, could you say that again?”(すみません、もう一度言ってもらえますか)と確かめてから答えましょう。英語の「すみません」では、謝罪と聞き返しの違いも整理しています。
3.気分と関係で、How are you?への返事を選ぶ
元気なら元気と答え、まあまあならその程度を伝えます。「英語の挨拶だから必ず絶好調と言う」と覚える必要はありません。編集部は、正直さと話す量を別に考えることを勧めます。疲れていることを短く言うのと、事情を最初から全部話すのは別の選択です。

| 今の気分 | 返し方 | 日本語訳 | 使う目安 |
|---|---|---|---|
| 元気 | Good, thanks. | 元気です、ありがとう。 | 普段の短い返事 |
| かなりよい | I’m great, thanks. | とても元気です。 | そう言える気分のとき |
| けっこうよい | Pretty good, thanks. | けっこういいです。 | くだけたやり取り |
| まあまあ | I’m okay, thanks. | まあまあです、ありがとう。 | 大げさに元気と言わない |
| 悪くない | Not bad, thanks. | 悪くないよ、ありがとう。 | 親しい人・くだけた同僚に |
| 少し疲れた | I’m a bit tired. | 少し疲れています。 | 短く状態を伝える |
| あまりよくない | Not so good today. | 今日はあまり調子がよくありません。 | 伝える必要があるとき |
| 丁寧に元気と返す | I’m well, thank you. | 元気です、ありがとうございます。 | 丁寧に始めたい場面 |
Goodだけなら失礼、全文を言わなければ間違い、と決めつけないでください。“Good, thanks.” のような短い応答も使えます。表の日本語訳は、会話で選ぶための目安です。okayは言い方によって「大丈夫」「まあまあ」と受け取られますし、Not badも相手や声の調子で印象が変わります。単語を気分の厳密な数値へ対応させるのではなく、自分が伝えたい程度に合う短い文を選びます。
初対面や仕事相手には短く、親しい人には必要な事情を
初めて話す相手、短い時間で本題に進みたい顧客には、“I’m well, thank you. How are you?” と返せます。毎日話す同僚なら “Good, thanks. And you?”。親しい相手で、少し話す余裕があるなら “I’m a bit tired. I had a busy morning.”(少し疲れた。忙しい朝だったんだ)と一文だけ理由を足します。同じ疲れを伝える場合でも、説明の量を変えられます。
気分がよくないとき、どこまで言うか
誰にでも「元気です」と言わなければならない、という決まりとして覚えないでください。授業で集中できないほど疲れているなら、講師へ “I’m a bit tired today.” と伝えるほうが、今の状況を説明できます。相手が “Are you okay?” と確認した場合には、元の挨拶の型に戻るより、必要なことを答えます。
詳しい話をしたくなければ、“It’s been a difficult day. I’d rather not talk about it right now.”(大変な一日でした。今はその話をしたくありません)と境界を伝えることもできます。短い挨拶が、私生活の事情を全部説明する義務になるわけではありません。逆に、助けを求めたいときは “Could we talk for a minute?”(少し話せますか)と、挨拶とは別に話す時間を頼みます。
編集部は、正直な短い返事を用意し、話したいときだけ次の一文を足すことを勧めます。相手が心配している場面で、明るい返事を装うことを英語の礼儀として教えないためです。どの地域でも全員が同じ距離感で話すという意味ではなく、自分と相手が話せる状況を見て調整してください。
4.一言足す:And you?か、短い近況を添える
返答が “Good, thanks.” で止まっても、文として失敗ではありません。会話をもう一往復続けたいなら “And you?”(あなたは?)で相手に返すか、自分の近況を一文足します。最初から「質問も理由も週末の話も全部言う」と考えるより、今日はどちらを使うか選んで練習しましょう。

| 続ける目的 | 足す一言 | 日本語訳 | つなげた例 |
|---|---|---|---|
| 相手にも聞く | And you? | あなたは? | Good, thanks. And you? |
| 少し長く聞く | How about you? | あなたはどうですか? | I’m okay, thanks. How about you? |
| 同じ質問を返す | How are you? | あなたはお元気ですか? | I’m well, thank you. How are you? |
| 朝の近況 | I had a busy morning. | 忙しい朝でした。 | I’m a bit tired. I had a busy morning. |
| 週末の近況 | I went for a walk yesterday. | 昨日、散歩しました。 | Good, thanks. I went for a walk yesterday. |
| 今からすること | I’m getting ready for a meeting. | 会議の準備をしているところです。 | Not much. I’m getting ready for a meeting. |
相手が先に “I’m good. How are you?” と自分の状態も言っていたら、もう一度 “And you?” と聞かなくてもかまいません。“Good, thanks.” と受けて本題へ進めます。聞き返しを毎回必須にすると、相手が答えたばかりのことをまた尋ねることになります。英文の順番を丸暗記するだけでなく、相手が何を言い終えたかも聞きましょう。
久しぶりの “How have you been?” には、今の瞬間だけでなく、前に会ってからの近況を一つ足せます。“I’ve been busy with work.”(仕事で忙しくしていました)などです。返す範囲が分からなければ、まず “I’ve been well, thanks.”(元気にしていました)と短く答えてから、言いたいことを加えます。現在完了の説明を全部思い出せなくても、一つの近況を選べば始められます。
話を受け取った相手が “Oh, really?” と続けたら、挨拶から短い雑談へ進んでいます。相手の話にうなずく言い方は英語の相槌へ。挨拶 → 自己紹介 → 相槌と少しずつ範囲を広げ、最初の会話に全部の表現を詰め込まないことを編集部は勧めます。
5.別れる:次に会う予定や、今日の場面で選ぶ
話を終えるときは “Bye.” を基本に、また会う予定があれば “See you tomorrow.”(また明日)、一日を願うなら “Have a good day.” と添えます。長い別れのスピーチを用意する必要はありません。まだ相手が話している途中なら、いきなりByeを重ねるより、区切りを待つか、行く必要があることを短く伝えます。
| 別れる場面 | 英語 | 日本語訳 | 丁寧さ・使う目安 |
|---|---|---|---|
| 基本 | Goodbye. / Bye. | さようなら。 / じゃあね。 | Goodbyeは標準、Byeはくだけた短い形 |
| 職場で、翌日も会う | See you tomorrow. | また明日。 | 標準。翌日会う予定がある |
| 親しい相手 | See you later. | またね。 | くだけた別れに |
| 朝や昼の別れ | Have a good day. | よい一日を。 | 標準。相手を気遣う |
| 週末前 | Have a good weekend. | よい週末を。 | 同僚・友人などに |
| 初対面の会話の終わり | It was nice meeting you. | お会いできてよかったです。 | 標準〜丁寧寄り |
| オンライン授業の終わり | Thank you for the lesson. See you next time. | 授業をありがとうございました。また次回。 | 標準。講師への感謝を添える |
| 夜に別れる・寝る | Good night. | おやすみなさい。 | 夜の別れや就寝時 |
“Have a good day.” と言われたら “You too.”(あなたも)と返せます。一方、“See you tomorrow.” には “See you.”、“Thank you for the lesson.” を受けた講師なら “You’re welcome.” のように、言われたことに応じて選びます。You tooを、どんな別れにも自動で返す必要はありません。
夜に会うときは “Good evening.”、別れる・寝るときは “Good night.”。Cambridgeの挨拶と別れの文法資料も、夜に別れる・寝るときの表現として説明しています。日本語ではどちらも夜の挨拶として覚えがちですが、「会話を始めるのか、終えるのか」を一緒に覚えると選びやすくなります。初対面の終わりの “It was nice meeting you.” も同様に、時間帯より役割で考えましょう。
帰る必要があるのに話が続く場合は “I need to get back to work. It was nice talking to you.”(仕事に戻らないと。お話しできてよかったです)と区切れます。予定していない再会の日を勝手に約束するより、次の予定が分からなければ “See you.” や “Bye.” にとどめてよいでしょう。挨拶のために事実と違う近況や予定を作る必要はありません。
6.I’m fine, thank you.は不自然?禁止するより使い分ける
“I’m fine, thank you.” を「間違い」「英語を話す人は使わない」と一律に扱う根拠はありません。 CambridgeのPlease and thank youは、丁寧な質問への応答としてこの文を掲載しています。fineを使う返答はHow are you?の辞書項目にもあります。
ただし、これだけで、どの国・世代・関係でも同じ頻度で使うと結論は出せません。教材や辞書に例があることと、実際の会話で最もよく使われることは別です。この記事は話し言葉の頻度を調べたコーパス比較をしていないため、「ネイティブの何割が使う」「Goodが必ず自然」といった数字や順位は示しません。
| 迷いやすい使い方 | 選び直す例 | 理由 |
|---|---|---|
| 気分に関係なく毎回I’m fine, thank you. | Good, thanks. / I’m a bit tired. | 文自体を直すのでなく、伝えたい状態を選ぶ |
| 再会なのに毎回Nice to meet you. | Good to see you again. | 以前に会ったことを示す |
| 夜に入室してGood night. | Good evening. / Hello. | 会う挨拶と、別れる挨拶を分ける |
| 軽いWhat’s up?に毎回長い説明 | Not much. / Just working. | 挨拶の文脈では短く始められる |
| 相手が状態を言った直後にAnd you? | Good, thanks.で受ける | 答えたことを再び質問しなくてよい |
編集部は、学校で覚えた文を全部捨てるより、“Fine, thanks.” や “Good, thanks.” も選択肢にし、必要なら “And you?” を添える練習を勧めます。thanksはthank youよりくだけた形としてCambridgeのthank youの項目でも扱われます。丁寧な始まりではthank youを残し、親しい同僚との短い会話ではthanksを選ぶ、という調整ができます。
声に出すときは、文だけでなく、相手が何を聞いているかも意識します。心配を受け止めたいときと、朝の挨拶に短く答えたいときでは、伝える内容を調整してみましょう。fineを避けることより、今の状態に合う返事を選びます。「自然さ」は一文の禁止リストより、質問への適合と、相手とのやり取りで考えるのが編集部の方針です。
7.美咲が朝の同僚と話し、オンライン授業を始める
架空の学習者の美咲は、朝に同僚と会い、後でオンライン英会話を受けます。練習の目的は長い自己紹介を言うことではなく、相手の一言を聞き、今の気分を返して一文だけ続けることです。同じ人でも、朝は元気、忙しい午前の後は疲れた、という二つの場面を使います。
朝の職場:相手にも聞いてから、本題へ
同僚: Good morning. How are you?
おはよう。調子はどう?
美咲: Good, thanks. And you?
元気です、ありがとう。あなたは?
同僚: Good, thanks.
元気だよ、ありがとう。
美咲: Great. See you at the meeting.
よかった。会議でまた。
美咲は、相手が答える前に次の質問を重ねず、一度聞きます。同僚と同じ会議に出る予定がある、という今回の設定なので最後の一文を使っています。予定がなければ “Have a good day.” で終えてかまいません。次にすることを本当に決めている場合だけ、その予定を添えましょう。
オンライン授業:疲れを短く伝え、一文だけ足す
美咲: Hello. Can you hear me?
こんにちは。私の声は聞こえますか。
講師: Yes, I can. How are you today?
はい、聞こえます。今日はどうですか。
美咲: I’m a bit tired. I had a busy morning.
少し疲れています。忙しい朝でした。
講師: I see. Shall we start?
なるほど。始めましょうか。
美咲: Yes, let’s start.
はい、始めましょう。
この日は授業を受けられる程度の疲れ、という練習用の設定です。元気を装うかわりに短く伝え、近況を一文足してから授業へ進みます。終わりには “Thank you for the lesson. See you next time.”。別れの一言も声に出しておけば、最初だけ準備して最後に黙ってしまうことを避けやすくなります。
① 次に使う3文を、カードに保存する
SpeakGainのAdd画面で、練習したい英文を入力してカードを作れます。今回は質問、元気な返事、疲れた返事と近況の3文を、一枚ずつ保存しました。アプリの基本的な使い方はSpeakGainとはへ。編集部は、挨拶一覧を全部入れるより、明日の自分が使う一往復から始めることを勧めます。

② 質問を聞いてから返し、音声で確かめる
以下はSpeakGainのAI音声「Deep-voiced Viking」で生成した3文です。質問も返事も同じ声です。保存した一文を再生する練習で、相手役のAIが会話を自動で続けるものではありません。一文聞いたら止め、先に自分で言ってから返答の音声を聞きましょう。
同僚:Good morning. How are you?
おはよう。調子はどう?
美咲:Good, thanks. And you?
元気です、ありがとう。あなたは?
美咲:I'm a bit tired. I had a busy morning.
少し疲れています。忙しい朝でした。
朝の設定なら一つ目の音声に二つ目で答え、忙しい午前の後なら三つ目を選びます。オンライン授業の質問が “How are you today?” に変わっても、今の状態を短く伝える考え方は使えます。この声だけで全員の挨拶が聞き取れるようになるという意味ではありません。実際の人の速さや発音が違うときは、必要なら聞き返してください。

③ 文字を隠し、場面から一言を取り出す
次は英文を隠し、「朝、同僚に元気か聞かれた」という状況だけ見て返します。つかえたら “Good, thanks.” を確認して、また隠します。その後で “And you?” を足します。忙しい日の設定では “I’m a bit tired.” を選び、余裕があれば理由の一文を続けてください。二つの場面で同じ返事を強制しない練習です。
KarpickeとRoedigerの2008年の原論文では、大学生が外国語の単語対を学ぶ実験で、最初の正答後も想起を続ける条件が1週間後の想起に有利でした。挨拶の会話やSpeakGainの効果を直接調べた研究ではありません。編集部はこの結果を参考に、見て読むだけでなく、場面や質問から返事を思い出す練習を提案しています。
翌日は、最初の挨拶を “Hi.” に変える、返事を “I’m okay, thanks.” に変える、別れを “See you tomorrow.” にする、のどれか一つで試します。文を増やした数を成果にせず、自分が使いたい返事を選べたかを確かめましょう。日々の聞く・思い出す・話すの組み合わせは英語の勉強法でも整理しています。
よくある質問
挨拶、返事、丁寧さ、会話の終わりの4つの質問
How are you?には、いつもAnd you?まで返すべきですか?
相手にも聞きたいときは “And you?” や “How about you?” を添えられます。ただし、相手がすでに “I’m good.” と言ってから聞いたなら、また聞かなくてもかまいません。すれ違いの短い挨拶では、返事だけで終わることもあります。機械的に足すのでなく、相手が何を言ったかを聞きましょう。
上司にHiと言うと失礼ですか?
Hiという語だけで、どの職場でも失礼と決めることはできません。関係や職場の慣習によります。まだ分からない段階なら、朝は “Good morning.”、時間を問わず “Hello.” と落ち着いて始めるのが編集部の勧めです。慣れてきたら、その相手が使う挨拶も手がかりにできます。
What’s up?にNothing muchと言ったら会話が止まりませんか?
短い挨拶なら、そこで止まっても問題とは限りません。続けたいなら “You?” と返すか、“I’m getting ready for a meeting.” など今していることを一文添えます。相手が困り事を尋ねている文脈なら、Nothing muchを固定で返さず、伝えたい事情に答えます。
Goodbyeは大げさですか?
別れの挨拶として使える語です。親しい人との短いやり取りなら “Bye.”、翌日会う同僚なら “See you tomorrow.” と、場面に合う選択肢もあります。Goodbyeを「二度と会わない意味だけ」と限定する必要はありません。長く話すかどうかとは別に、終わることが伝わる短い一言を選びましょう。
家で交わす一言も練習するなら、「ただいま」「おかえり」「いってきます」の英語で、出かける朝と帰る夕方の短い一往復を確認できます。
明日の挨拶を、一往復だけ言ってみる
“Good morning. How are you?” を聞いたら、今の気分で返します。元気なら “Good, thanks.”、疲れていたら “I’m a bit tired.”。もう一往復続けたいときだけ “And you?” や近況を一文足し、終わりは “Have a good day.”。今日はこの流れを、文字を隠して一度言ってみてください。
お礼の重さを選ぶ型と、感謝への返事は英語のありがとう・場面別の伝え方で練習できます。
職場ですれ違うときや仕事を終えたときの一言は、「お疲れ様」の英語で、挨拶・別れ・感謝に分けて選べます。
参照した資料
- British Council — Meeting new people
- Cambridge Dictionary — How are you?
- Cambridge Dictionary — how
- Cambridge Dictionary — What’s up?
- Cambridge English Grammar Today — Please and thank you
- Cambridge Dictionary — thank you
- Cambridge English Grammar Today — Greetings and farewells
- Oxford Online English — Greetings and Introductions
- Karpicke & Roediger (2008) — The Critical Importance of Retrieval for Learning
誕生日や新年の挨拶は、英語の「おめでとう」でHappyと成果を祝うCongratulationsの違いを確認しましょう。