接客英語|6場面の核の20文と、自分の店で言える5分練習
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接客英語は、お出迎え→案内→注文・相談→会計→困ったとき→お見送りの6場面から、自分の店で使う短い一文を覚えるところから始めます。編集部なら約20文に絞り、品物・場所・金額を店の情報へ替え、シフト前に「音読→日本語の合図から言う→録音→聞き直す→一か所直す」を5分で練習します。聞き取れないときは聞き返し、分からないことは確認してから答えます。
外国人のお客様に声をかけられ、分かる単語はあっても最初の返事が出ない。メニューの説明を英訳したものの、長すぎて店頭では言い切れない。そんな店員・アルバイト・スタッフに必要なのは、まず自分の持ち場で次の行動を伝える一文です。編集部は、英語のフレーズ集を最初から最後まで暗記する方法を勧めません。実際に言う文を選び、相手の返事を確かめる練習までつなげます。
この記事の英文は編集部が組み立てた練習例です。金額、待ち時間、在庫、営業時間は架空で、店の事実へ直して使います。「20文」「5分」は小さく始めるための編集部案で、これだけであらゆる接客ができるという基準ではありません。お客様として注文する練習は英語で注文する方法へ。ここでは注文を受け、案内するスタッフ側を扱います。
接客で最低限言えるようにしたい英語は?6場面の核の一文
まず、相手を迎え、次の行動を示し、確認して終える文を選びます。 下の表から自分の持ち場に合う一文を声に出してください。店の接客順が違う場合も、困ったときの文はどの段階でも使えます。
| 場面 | 核の英語 | 日本語の意味 | 言うときのコツ |
|---|---|---|---|
| お出迎え | Hello. How can I help you today? | こんにちは。今日はどのようなご用件ですか? | 挨拶の後に一拍置き、返事を待つ |
| 案内 | Please follow me. | こちらへどうぞ。 | 行く方向を示してから、相手の歩調で進む |
| 注文・相談 | Which one would you like? | どちらになさいますか? | メニューや商品を示し、選択肢を見えるようにする |
| 会計 | Your total is 2,400 yen. | 合計は2,400円です。 | 金額をゆっくり言い、表示も見せる |
| 困ったとき | Could you say that again, please? | もう一度言っていただけますか? | 聞き取れなかったままyesで進めない |
| お見送り | Thank you. Have a lovely day. | ありがとうございます。よい一日を。 | お礼と最後の挨拶を分け、聞こえる声で終える |
声の調子や店の雰囲気に合わせた言い方の提案は、特に出典を示す箇所を除き、編集部の見解です。表の通りに言うことより、実際の用件と案内が一致することを優先します。
1.お出迎え:挨拶して、用件や人数を一つ聞く
入口では、一度に質問を重ねず、挨拶の次に必要なことを一つ聞きます。 食事の人数が必要な店と、自由に商品を見てもらう店では、次の文が違います。
| 核の3文 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| Hello. How can I help you today? | こんにちは。今日はどのようなご用件ですか? | 受付や、用件を聞く必要がある接客 |
| How many people are in your party? | 何名様ですか? | 人数を確認して席を用意する |
| Please take your time. | ごゆっくりどうぞ。 | お客様が商品を見ている、選んでいる |
自分の店に合わせて直すところ: 挨拶は時間帯や店の方針に合わせます。ホテルの受付なら用件を聞き、飲食店なら人数を聞く。販売店で「見ているだけ」と言われたら、3文目で一度離れ、呼ばれたら対応できる位置へ戻る、という使い方が編集部案です。入口で店名を伝える必要がある場合だけ、短い挨拶に店名を添えます。
言い方のコツ: “Hello.”の後に相手を見てから質問します。人数は指でも示してもらえますが、返事の数を復唱して確かめます。店内の全員へ叫ぶ日本語の挨拶を、そのまま長い英語へ置き換える必要はありません。
よくある失敗: 人数、予約、名前を一息で聞いてしまうことです。返事が一つしか返ってこなければ、どの質問への答えか曖昧になります。一問ずつ聞いてから次へ進みましょう。“party”はここではパーティー行事ではなく、一緒に来た人のまとまりを指します。
Can I help you? は失礼?
文自体を失礼と決めつける必要はありません。 British Councilのcan・couldの解説は、“Can I help you?”を申し出の例として扱っています。「何かお手伝いできますか」と聞く形です。
編集部なら、既に用件を話そうとしている受付のお客様には“How can I help you today?”で内容を聞き、買い物中の人には挨拶と“Please take your time.”で見る時間を残します。前者が常により丁寧という順位ではありません。必要な助けを聞くか、自由に見る時間を渡すかを、場面に合わせて選ぶ提案です。
2.案内:場所と、してほしい行動を短く伝える
案内は、方向を説明し続けるより、場所を示す一文と身ぶりを組み合わせます。 自分が移動できるなら先導し、持ち場を離れられないなら見える目印を示します。
| 核の3文 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| Please follow me. | こちらへどうぞ。 | 席や受付場所まで先導する |
| The fitting room is just over there. | 試着室はすぐあちらです。 | 見える場所を示す |
| Please wait here for a moment. | こちらで少しお待ちください。 | 待つ場所を指定する |
自分の店に合わせて直すところ: “the fitting room”を“the counter”(カウンター)や“the lift”(エレベーター)など、実際の場所へ替えます。“over there”だけで分からない位置なら、目印を一つ加えるか、そこまで案内できるスタッフへ引き継ぎます。“here”と言うなら、通路をふさがない待機場所を手で示してください。
言い方のコツ: “Please follow me.”を言い終えてから動きます。既に背を向けて歩きながら言うと、相手が聞けたか確かめられません。場所の名前をゆっくり言い、指だけで急いで指し続けるより、開いた手で方向を示すのが編集部の提案です。身ぶりが使いにくい相手には、場所の文字や見取り図でも補います。
よくある失敗: “This way.”と言いながら、別の通路を向くことです。英語と体の向きを合わせます。また、“a moment”で長い待ち時間を隠さず、見込みが分かる時は具体的に伝えます。館外の道や曲がる場所を説明する必要があるなら、英語の道案内で、目印と曲がる場所を分けて練習できます。
3.注文・相談:選んでもらい、受け取った内容を確認する
質問を言えたら終わりではなく、品物・個数・希望を確かめてから処理します。 飲食店なら注文、アパレルならサイズや色、ホテルなら希望する手配がこの段階に当たります。
| 核の4文 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| Are you ready to order? | ご注文はお決まりですか? | メニューを選んだか確認する |
| Which one would you like? | どちらになさいますか? | 見える選択肢から選んでもらう |
| Would you like to try this on? | こちらを試着なさいますか? | 衣服の試着を提案する |
| So that’s one small coffee, is that right? | 小さいコーヒーを一つでよろしいですか? | 受け取った注文を復唱する |
自分の店に合わせて直すところ: 4文目の“one small coffee”を、本当に受け取った品物と数へ替えます。例えば“two blue shirts”(青いシャツ2枚)です。サイズ名が店独自なら、メニューや札の表記と同じ言い方にします。会計や調理を始める前に、違っていたら訂正してもらえる間を残します。

言い方のコツ: メニューで選択肢を示してから“Which one would you like?”と聞きます。英語で商品名が言いにくい時も、商品番号や写真を一緒に確認できます。復唱では数とサイズをはっきり言い、その後は黙って返事を待ちます。短く、ゆっくり話すのは編集部の練習方針で、全部の単語を同じ強さで区切る必要はありません。
よくある失敗: 相手が選択肢を見ていないのに“Which one?”だけを聞くこと、聞こえた単語だけから注文を確定することです。サイズや個数が曖昧なら、先に確認します。勧めたい品を説明することと、本人が選んだ品を受け取ることも分けてください。
店の一文に直す時は、商品名だけでなく「使わない文」も決めます。試着できない商品の店なら、試着の提案を共通メモへ載せません。予約を扱わないカフェに、ホテルの予約確認を足す必要もありません。実際の持ち場で必要な質問を残しましょう。
4.会計:金額を示し、支払い方法と受け渡しを確認する
会計では、数字を急がず、見える金額と口で言う金額を合わせます。 支払い条件は店ごとに違うので、使える方法だけを案内します。
| 核の3文 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| Your total is 2,400 yen. | 合計は2,400円です。 | 合計金額を知らせる |
| How would you like to pay? | どのお支払い方法になさいますか? | 利用できる支払い方法の中で希望を聞く |
| Here’s your receipt. | こちらがレシートです。 | レシートを渡す |
自分の店に合わせて直すところ: 金額と通貨を必ず替えます。“2,400 yen”は“two thousand four hundred yen”と読む練習をします。カードが使えない店なら、会計の最後に初めて知らせるのではなく、注文前など店の決めた段階で“We accept cash only.”(現金のみのお取り扱いです)と案内できるようにします。この追加文は、実際の条件が現金のみの場合の差し替え候補です。
言い方のコツ: 金額を言いながら画面や伝票を見せます。聞き直されたら、同じ金額をさらに速く繰り返さず、ゆっくり言い直して表示を確認してもらいます。支払い方法を聞いた後は、カードや端末に手を伸ばす前に返事を待ちます。
よくある失敗: “fifteen”と“fifty”のような数字を曖昧に言うこと、税や追加料金を推測で説明することです。英文が短くても、金額の意味が違えば問題になります。店の表示と手順を確認し、分からない料金は責任者へ聞いてから説明します。返金や免税の可否も、その場で英語の例文から判断しません。
5.困ったとき:聞き返す、待ってもらう、できないことを伝える
聞き取れないままyesと言うより、確認する一文を使います。 何度も聞いて分からない場合は、文字・メニュー・別のスタッフへ切り替えます。英語が苦手なことを長く説明するより、次にどう確かめるかを伝えるのが編集部の勧めです。
| 核の4文 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| Could you say that again, please? | もう一度言っていただけますか? | 聞き取れなかった時 |
| Could you point to it on the menu, please? | メニューで指していただけますか? | 品物を視覚的に確かめる時 |
| I can check that with my colleague. | 同僚に確認できます。 | 自分では答えが分からない時 |
| I’m sorry, we can’t offer that today. | 申し訳ありません。本日はそちらをご用意できません。 | 提供できないことが確定している時 |
“Could you …?”は、相手へ何かを頼む丁寧な形としてBritish Councilが説明しています。ただし、この形を付ければ何を言っても丁寧になる、という意味ではありません。何をしてほしいかを具体的にすることも必要です。
自分の店に合わせて直すところ: “on the menu”は商品一覧があるなら“in the catalogue”(カタログで)などへ替えます。確認先が責任者なら“my colleague”を“my manager”へ。断る文の“that”が曖昧なら品物やサービス名を入れます。“today”は本日だけ提供できない時に使い、店全体で扱っていないサービスなら外します。
言い方のコツ: 一度聞き返しても分からなければ、同じ質問だけを繰り返さず、メニューを示す、紙に書いてもらう、スタッフへ確認する、と手段を変えます。確認に離れる前には、案内の節の“Please wait here for a moment.”で待つ場所を示します。時間が分かっているなら“about five minutes”(約5分)など、確認済みの見込みを添えます。
よくある失敗: “I can check …”と言った後で確認をしないこと、“can’t”が聞こえず、できると受け取られることです。できないと伝える文は録音で否定が聞こえるか確認します。理由を聞かれたら、在庫切れ、受付時間外など店の確認済みの事情を短く伝えます。代わりにできることがある場合だけ、別の商品や利用可能な時間を案内します。
編集部なら“No.”だけで終えるより、短いお詫びと、何ができないかを組み合わせます。これは店頭で意図をはっきり伝えるための編集部の提案です。品物を用意できないことと、お客様の要望を否定することを混ぜないようにします。誤った案内へのお詫びや訂正は英語で謝る方法で、事実と次の対応を一緒に整理できます。
6.お見送り:お礼と、その場に合う最後の挨拶
最後は、必要な受け渡しを済ませてから、短いお礼で終えます。 お客様に必ず返事をしてもらうための質問を足す必要はありません。
| 核の3文 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| Thank you. Have a lovely day. | ありがとうございます。よい一日を。 | 日中のお見送り |
| Thank you for waiting. | お待ちいただきありがとうございます。 | 待った後に案内や受け渡しを再開する |
| Enjoy your stay. | ご滞在をお楽しみください。 | ホテルで滞在が始まる時 |
自分の店に合わせて直すところ: 夜なら“Have a lovely evening.”へ替える、といった選び方ができます。“Enjoy your stay.”は滞在中の人に向け、チェックアウトして帰る人には日中のお礼などへ替えます。飲食店で品物を出す時なら“Enjoy your meal.”(お食事をお楽しみください)も差し替え候補です。お見送りと、食事や滞在の開始を同じタイミングだと思わないようにします。
言い方のコツ: お礼を言って一拍置き、最後の一文まで声を保ちます。袋や鍵などの受け渡しが残っていれば、先にそれを済ませます。相手が急いでいる時は短いお礼だけでもよい、というのが編集部の判断です。
よくある失敗: まだ対応中なのに最後の挨拶を言い、会話を切り上げたように見せることです。“Thank you for waiting.”は、待ってもらう前の依頼ではなく、待ってもらった後のお礼です。順序を場面と一緒に覚えてください。
飲食店・販売やアパレル・ホテルでは、何を替える?
共通の短い文は残し、確認する情報と指して見せる物を替えます。 新しい英文を大量に増やす前に、自分の持ち場で必要な名詞・数字・店の条件を整理します。
| 業種 | 最初に確認する情報 | 見せて補う物 | 店で確認しておく条件 |
|---|---|---|---|
| 飲食・カフェ | 人数、品物、数、サイズ、店内か持ち帰りか | メニュー、商品写真、金額表示 | 材料、変更の可否、提供時間 |
| 販売・アパレル | 品物、色、サイズ、試着の希望 | サイズ札、商品、試着室の案内 | 在庫、返品・交換、試着の可否 |
| ホテル・宿泊 | 予約の名前、到着・出発の用件、希望する手配 | 予約確認、館内図、時刻の表示 | チェックイン・アウト時刻、預かり条件、追加料金 |
カフェなら“Is that for here or to go?”(店内でお召し上がりですか、持ち帰りですか)を、注文確認の追加候補にできます。販売店なら“Which size would you like?”(どのサイズになさいますか)へ質問を絞れます。ホテルで予約を照合するなら“Could I have the name on your reservation, please?”(予約のお名前をいただけますか)が候補です。全部覚えるのではなく、共通20文から不要な文を外して入れ替えます。
飲食では、材料やアレルギーへの質問に推測で答えないことを特に重視します。英国Food Standards Agencyの飲食事業者向け案内は、提供する食品のアレルゲン情報とスタッフの取り扱いを説明しています。英国の事業者向け資料を、日本の店へ適用される法律として紹介しているわけではありません。実際の店では責任者と材料資料を確認し、英語の一文だけで対応を完結させないでください。
ホテルの予約や身分証、返品時の購入情報などは、確認する場所と店の手順も一緒に共有します。文を覚えたからといって、周囲に個人情報を聞こえるように読み上げる必要はありません。店が定めた確認方法に沿って対応しましょう。
接客以外の依頼は英語でお願いする方法で、表情やメニューを見せられない電話応対は英語の電話フレーズで、状況に合わせて別に練習してください。
約20文をどう覚える?日本語の「場面」から口に出す
英語を眺めて覚えたつもりになる前に、短い日本語の合図から言えるか確かめます。 上の核の文は3+3+4+3+4+3で20文です。編集部なら初日に全部を暗記せず、自分の持ち場でよく使う挨拶、注文確認、聞き返し、待機、会計、お礼から始めます。
合図は長い日本語訳より、「人数を聞く」「小さいコーヒー1個を確認」「同僚に確認する」のように、することを短く書きます。裏や別の列に英語を置き、英語を隠して合図だけから言います。出なければ英語を見て一度音読し、もう一度隠して試します。口に出せるようになったら、品物と数だけを変える練習をします。
例えば「小さいコーヒー1個を確認」を言えたら、「青いシャツ2枚を確認」へ替えます。型を暗記するだけで、商品名を替えると止まってしまうなら、その名詞を別に声に出します。金額も毎日同じ数字で練習せず、店で扱う価格を見て読む練習へ進みます。
KarpickeとRoedigerの研究は、外国語の語彙学習で、覚えた項目を繰り返し思い出す練習が遅延テストの保持に役立つ結果を報告しています。接客20文や5分練習を直接検証した研究ではありません。この記事で日本語の合図から思い出す方法を使うのは、その知見を参考にした編集部の練習案です。
一日で言えた文も、次のシフトで合図から再確認します。言えなかった文に印を付け、次回はそこから始めます。覚える量を増やす前に、必要な一文が出るかを確かめる方法です。日々の組み立ては英語の勉強法、文を思い出す練習は英文の暗記方法でも整理できます。
シフト前の5分練習:読む→合図で言う→録音→一つ直す
その日の持ち場で使う3文を選び、5分で一度録音まで進みます。 全20文を毎回読む方法ではありません。時間配分は編集部案です。業務開始前の練習が可能な場所と時間で行い、お客様の声や会話を録音する必要はありません。
| 時間 | すること | 今日の確認例 |
|---|---|---|
| 0:00〜1:00 | 英語を見て音読する | 意味と、品物・数・否定を確かめる |
| 1:00〜2:00 | 英語を隠し、日本語の合図から言う | 「同僚に確認する」から一文が出るか |
| 2:00〜3:00 | 自分の3文を録音する | 店頭で使う声量で、文の間を空ける |
| 3:00〜4:00 | 聞き直す | 金額、個数、can’tが聞こえるか |
| 4:00〜5:00 | 一か所だけ直し、もう一度言う | 金額をゆっくり言い、画面を指す |

録音を聞いたら「英語らしいか」だけで評価せず、案内が分かるかを確かめます。“can’t”が小さければ否定を、会計が速ければ数字を、質問の後にすぐ次の文へ進んでいれば返事を待つ間を直します。一度で完璧にするより、直す場所が一つ決まる練習にします。
二人で練習できる日は、一人がお客様役でメニューを指し、もう一人が確認します。毎回同じ品物だけでなく、サイズや数を変えます。聞き取れなかった設定も一回入れて、聞き返してから確認へ戻るところまで練習します。これはスタッフ同士で行う練習案で、アプリの機能ではありません。
自分の店の一文をSpeakGainに残すなら
店で確認済みの英語を一文ずつ残し、声に出す練習に使います。 今回は“I can check that with my colleague.”(同僚に確認できます)を、新しい練習文として通常の追加画面から入力しました。接客では、分からないまま断言する前に確認先へつなぐ文です。
実機で確認した順序は、Library→カードのKnowledge→Learn this card→Listening→Reveal answer→Answerです。Listeningでは英文を隠して音声を聞き、Answerで練習文と英語の説明を確認できました。日本語の合図から言う練習は、別に紙へ合図を書いて組み合わせます。接客の相手と会話する練習は、前の節のようにスタッフ同士で行います。

Answerには同じ英文、英語の説明、音声の再生ボタン、復習間隔の選択肢、“Record and check”が表示されました。今回は録音ボタンを操作した後の録音中画面には到達できていないため、録音結果や評価は紹介しません。上の5分練習で録音と聞き直しをする時は、自分の録音手段も使えます。

アプリの通常追加で生成された、AI音声のViking読み上げ例です。画面の“Native audio”という表示を、人間のネイティブ話者による録音として紹介しているわけではありません。
I can check that with my colleague. — 同僚に確認できます。
店の情報や対応の可否は、先に責任者と確認します。今回は入力した一文の保存、Listening、Answerを使いました。接客ロールプレイ、接客の採点、店の正しい訳文の作成をSpeakGainに任せる方法としては扱いません。SpeakGainの紹介も、使い方を選ぶ時に参照できます。
スタッフで共有するメモは「場面・一文・店の事実」の一枚にする
フレーズ集を配るより、持ち場で使う一枚のメモを皆で確認します。 場面、日本語の合図、英語、入れ替える店の情報、確認先を同じ行へ置きます。次は店内で相談して作る編集部の例です。
| 場面・合図 | 使う英語 | 店で埋める情報・確認先 |
|---|---|---|
| 注文:内容を確認 | So that’s one small coffee, is that right? | 商品名とサイズをメニューに合わせる |
| 案内:待つ場所を示す | Please wait here for a moment. | 実際の待機場所、待ち時間の確認先 |
| 困った時:同僚に確認 | I can check that with my colleague. | 誰に、どう連絡するか |
| 会計:合計を伝える | Your total is 2,400 yen. | 実際の合計、通貨、料金の表示 |

作成後は、責任者に価格、在庫確認、提供できないことの伝え方を見てもらいます。英語が得意なスタッフには、日本語の意図と英語が合うかも確かめてもらいます。店の情報が変わったら更新日を入れ、古い版を使い続けないようにします。最初から20文を全部掲示するより、持ち場ごとに必要な文を抜き出すのが編集部案です。
新しいスタッフには、メモを読むだけでなく「この場面なら何を言う?」と一度声に出してもらいます。全員が同じ発音をまねる必要はありません。確認する内容と、困った時に誰へつなぐかが共通になっていることを確かめます。
よくある質問
文法を間違えても接客して大丈夫ですか?
小さな間違いに気づいても、必要な確認を止めないことが編集部の勧めです。 ただし、個数・金額・日時・否定が違えば、文法が多少合っていても対応を誤ります。メニューや表示を併用し、曖昧な内容は復唱して確かめます。
お客様の英語が聞き取れなかったら?
“Could you say that again, please?”と聞き返します。 まだ分からなければ、メニューを指してもらう、紙に書いてもらう、別のスタッフに確認するなどへ切り替えます。聞き取れないままyesで注文や条件を確定しません。
Can I help you? は使わないほうがいいですか?
使えます。 British Councilも申し出の例として扱っています。編集部なら、用件を話したい人には“How can I help you today?”、商品を見たい人には挨拶と“Please take your time.”を場面で使い分けます。文だけで失礼かどうかを決めつけません。
翻訳アプリを使ってもいいですか?
店の方針が認める場合に、長い要望を確認する補助として使うのが編集部案です。 翻訳結果をそのまま正しい店の案内にせず、料金、提供の可否、材料などを店の情報と照合します。相手にも意味を確かめ、個人情報の扱いは店の手順に従います。日常の短い一文は先に声に出せるようにしておきます。
接客英語は何から覚えればいいですか?
自分の持ち場の挨拶、注文や用件の確認、聞き返し、待ってもらう文、会計、お礼から選びます。 すべての業種の文を集めず、その日に使う3文を日本語の合図から言う練習へ進めてください。
スタッフ全員で覚えるにはどうすればいいですか?
場面・短い英語・店の事実・確認先を一枚のメモにし、一人ずつ場面から声に出します。 価格やサービスが変わった時は責任者が情報を確認して更新します。同じ長い接客原稿を丸暗記することを共通ルールにする必要はありません。
丁寧な接客には長い英語が必要ですか?
編集部は、短い質問と確認を優先します。 相手への依頼には“Could you …, please?”などを使えますが、語数を増やすことだけを丁寧さの基準にしません。声量、返事を待つ間、内容を確かめることまで練習します。
編集部の最終判断:文を増やす前に、自分の店の3文を言えるようにする
接客英語の出発点として、編集部は6場面の核の20文を提案します。その中から自分の店で使う文を残し、品物、サイズ、場所、金額を実際の情報へ直します。今日は3文だけ選び、日本語の合図から言って録音し、数字、否定、返事を待つ間のうち一つを直してください。
フレーズをたくさん知っていても、店と違う案内をしては役立ちません。短い英語で用件を確かめ、分からなければ聞き返し、答えは確認してから伝える。その一連の動きを、声に出して準備するのが編集部の勧めです。