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英語で注文するには?流れ別の短い型と、店員の質問への返し方

カップと注文の吹き出し、店員の店内か持ち帰りかの質問と短い返答

英語で注文するなら、“Can I have a small latte, please?”(小さいラテを一つお願いします)のように、「Can I have+品物+please?」から始めます。席 → 注文 → 好み・アレルギー → 追加・変更 → 会計の流れを目安にし、店員の質問には “Small, please.”(小さいサイズで)や “To go, please.”(持ち帰りで)のように、聞かれたことだけ短く返しましょう。 カウンターで先に払う店もあるので、この順番を全部の店で守る必要はありません。

旅先で注文以外にも備えるなら、海外旅行の英語:8場面の核の一文と出発前の練習で空港・ホテル・困ったときの一文も旅程に合わせて用意できます。

注文を受けるスタッフ側の言い方は、接客英語の6場面と確認のフレーズで、商品・数・サイズを店の情報に合わせて練習できます。

編集部が最初に覚えることを勧めるのは、注文、店内か持ち帰りか、注文を終える一言、聞き返し、会計の5つです。 “Can I have …, please?” “For here, please.” / “To go, please.” “That’s all, thank you.” “Could you say that again, please?” “Could I have the bill, please?” を、一度に長く話すより、必要な場面で一つずつ使います。5つという数は編集部の整理で、研究で決まった最適な数ではありません。

食前の「美味しそう」から食後の「おいしかった」まで、「おいしい」の英語でタイミングに合う感想と、好きだった部分の一言を選べます。

1.席につく:人数を伝え、予約の質問に答える

入口で案内を受けるレストランなら、“A table for two, please.”(2人用の席をお願いします)で人数を伝えます。一人なら “A table for one, please.”。まず待つ場所や店員の案内を確認し、空いて見える席に座ってよいか迷ったら “Can I sit here?”(ここに座ってもよいですか)と聞きます。

店員: Do you have a reservation?(予約はありますか)
客: Yes, under Tanaka.(はい、田中の名前で予約しています)
予約がない客: No, I don’t. A table for one, please.(いいえ。一人です)

予約名は、実際に登録した名前を使います。姓だけで見つからなければフルネームや予約時刻を補い、英語の名前をその場で作る必要はありません。カフェやファストフードでカウンター注文が案内されているなら、席の会話を無理に挟まず注文へ進みます。British Councilのレストラン教材でも、人数を伝えて席を頼む場面を確認できます。

席では人数、注文では品物、希望ではサイズなど、変更では変える内容、会計では支払い方法を一つずつ伝える5段階
今どの段階かを見つけ、必要な一言を選びます。先に会計する店もあります。
席で聞かれる質問と、待つ・断るときの返答
店員の質問・案内 客の返答 日本語訳
How many people? Just one, please. 一人です
Inside or outside? Inside, please. 店内の席でお願いします
There’s a twenty-minute wait. That’s fine. 大丈夫です、待ちます
There’s a twenty-minute wait. Thank you, but we’ll try somewhere else. ありがとうございます。でも別のお店にします
Is this table OK? Yes, thank you. はい、ありがとうございます

待ち時間を聞いても、すぐ決められないなら同行者と相談してかまいません。“Could we have a moment?”(少し時間をいただけますか)と伝えます。席の希望も “Could we sit outside?”(外の席にできますか)のように尋ね、空席や店のルールでかなわないこともあると考えましょう。英語を正しく言えたことと、その希望が通ることは別です。

名前を聞かれたら、予約の確認なのか、順番待ちの呼び出しなのかを考えます。聞こえなければ “My name?”(名前ですか)と、分かった部分を確認できます。予約前に電話で人数や時刻を伝える練習は英語の電話対応へ、店までの道を尋ねる表現は英語の道案内へ進めます。

2.注文する:品物と数を言い、質問には選択肢で返す

基本の “Can I have …, please?” に、メニューの品名を入れます。“Can I have the chicken salad, please?”(チキンサラダをお願いします)のように、相手と同じメニューを見ながら伝えましょう。決めた品を言う “I’ll have …, please.” や、希望を伝える “I’d like …, please.” も使えます。最初は一つの型で十分です。

編集部は、読みにくい品名を黙って避けるより、メニューを指しながら “This one, please.”(これをお願いします)と伝えることを勧めます。 指さしだけで相手が分かったと思い込まず、見ている品を確かめてください。これは注文を具体的にするための提案で、「世界中で指さしは必ず失礼でない」という文化の断定ではありません。

品物・数量・注文の終わりを伝える例文
客の一言 日本語訳 丁寧さ・使う場面の目安
Can I have a small latte, please? 小さいラテを一つお願いします 普段の注文で使う依頼
Could I have two teas, please? 紅茶を二ついただけますか 少し控えめに頼む形
I’ll have the soup, please. スープにします 決めた品を伝える
I’d like a sandwich, please. サンドイッチをお願いします 希望を伝える
This one, please. これをお願いします 指した品を指定する
That’s all, thank you. 以上です。ありがとうございます 追加がないことを伝える

canとcouldはどちらも依頼に使えます。couldは控えめな頼み方として選べますが、長い文にすれば必ず丁寧になるわけではありません。British Councilのcan/couldの解説で依頼の形を確認できます。落ち着いた声でpleaseを添え、受け取ったらお礼を言うことを編集部は勧めます。

コーヒーを二杯頼むときの “two coffees” のように、飲み物を一杯分として数える言い方があります。Oxfordのcoffeeの辞書項目でも、この用法を確認できます。数量が不安なら “two cups of coffee” と杯を明示できます。ひとつの注文でサンドイッチを二つ欲しいなら、品名だけで止めず “two sandwiches” と数も言います。同行者の分を別々のタイミングで注文するより、まず何個必要かを決めておくと確認に答えやすくなります。

Yesだけでは答えられない質問がある

“Small or large?”(小さいサイズですか、大きいサイズですか)は二択です。“Yes.” とだけ返すと、どちらが欲しいか伝わりません。“Small, please.” で選びます。British Councilのカフェ教材には、サイズを選ぶ、持ち帰りを頼む、別の飲み物に替える会話が載っています。

店員がよく聞く質問と、短い返答のセット
店員の質問 客の返答 何を伝えるか
Are you ready to order? Yes. I’ll have the soup, please. 注文が決まった
Are you ready to order? Not yet. Could we have a little more time? まだ決まらないので待ってほしい
What can I get you? A small latte, please. 欲しい品物
Small or large? Small, please. サイズ
Hot or iced? Iced, please. 温かいか冷たいか
For here or to go? To go, please. 店内か持ち帰りか
Anything else? No, that’s all, thank you. 追加はない
Is that everything? Yes, that’s all, thank you. これで注文は全部

“Anything else?” と “Is that everything?” は、どちらも注文を締める質問ですが、yes/noの向きが逆になります。迷ったら “That’s all, thank you.” と内容で返しましょう。何か追加したいときは “And a bottle of water, please.”(それと水を一本お願いします)と品物を言います。

“Would you like a drink?”(飲み物はいかがですか)には、欲しければ “Yes, a tea, please.”、不要なら “No, thank you.”。勧められたものを断るのに、理由を長く説明する必要はありません。サイズや温度が聞き取れたら、その情報だけ返す練習をすると、注文の一文を言った後も会話を続けられます。

3.好み・食事制限・アレルギーを分けて伝える

好みなら “No ice, please.”(氷なしでお願いします)や “Could I have the sauce on the side?”(ソースを別添えにしていただけますか)で希望を言います。アレルギーなら、材料を抜いてほしいという希望だけで済ませず、“I have a peanut allergy.”(ピーナッツアレルギーがあります)と先に明示し、材料と調理方法の確認を頼みます。

I have a peanut allergy. Could you check the ingredients and how it’s prepared?
ピーナッツアレルギーがあります。材料と調理方法を確認していただけますか。

英国Food Standards Agencyは、注文時にアレルギーを明確に伝え、調理器具や材料からの交差接触も確認するよう案内しています。ヴィーガン表示もアレルギーに対する安全の保証ではありません。理解が十分でないと感じたら責任者などに確認し、不安が残るならそこで食べないという助言もあります。以下は意思を伝える英語であり、料理の安全を保証する型ではありません。FSAの消費者向けガイダンス

好みは希望を伝える、食事制限は避ける材料を伝える、アレルギーは明示して材料と調理を確認するという3つの区別
「抜いてください」と「アレルギーがあります」は別の情報です。確認が必要な理由を伝えます。
好みや食事制限の例文、追加で聞かれたときの返答
場面 客の一言 日本語訳
氷を抜く No ice, please. 氷なしでお願いします
玉ねぎを抜く Could I have it without onions? 玉ねぎ抜きにできますか
辛さを確かめる Is this spicy? これは辛いですか
牛乳を替える Could you use oat milk? オーツミルクにできますか
肉を食べない I don’t eat meat. Does this contain any meat? 肉を食べません。これは肉が入っていますか
避ける材料を具体化 I don’t eat pork. Does the broth contain pork? 豚肉を食べません。スープに豚肉が入っていますか
卵アレルギー I’m allergic to eggs. 卵アレルギーがあります

店員が “Any allergies?”(アレルギーはありますか)と聞いたら、ある人は “Yes, I’m allergic to eggs.” と具体的に答えます。ない人は “No.” で答えられます。注文内容の確認で “Without onions?”(玉ねぎ抜きですね)と聞かれたら “Yes, please.”、別添えかどうかなら “On the side, please.” と、聞かれた条件を返してください。

乳製品を避ける理由がアレルギーなら “Oat milk, please.” だけでは伝わりません。“I have a milk allergy.” と添え、器具や調理について確認を頼みます。宗教上の食事制限も、自分が実際に避けるものや必要な条件を具体的に伝え、店の情報を確認します。「ベジタリアン」と言えば、だしやソースまで自動的に希望どおりになるとは考えません。

希望によって追加料金がかかる場合は “Is there an extra charge?”(追加料金はありますか)で確かめられます。ここでは特定の店の対応や代替材料の常備を約束しません。できないと言われたら、別の品を選ぶか、必要な条件を満たす別の店を探します。好みと健康上の必要を同じ「カスタマイズ」の一覧に押し込めないことが、編集部の方針です。

4.追加・変更・聞き違いは、変える内容を一つだけ言う

まだ注文中にサイズを変えるなら、“Actually, could I have a large instead?”(やっぱり大きいサイズにできますか)と伝えます。すでに準備が始まっているなら変更できるとは限らないので、できるかを尋ねます。別の飲み物にしたいときは “Could I change my order to a tea?”(注文を紅茶に変更できますか)で、変更先を具体的に言いましょう。

追加する・注文と違う・聞き取れないときの例文
客の一言 日本語訳 使う場面
Could I have another glass of water? 水をもう一杯いただけますか 追加する
Could I change my order to a tea? 注文を紅茶に変更できますか 変更をお願いする
Excuse me, I ordered a hot latte, but this is iced. すみません、ホットラテを注文しましたが、これはアイスです 注文と受け取った品の違いを示す
Could you say that again, please? もう一度言っていただけますか 全体が聞き取れなかった
Could you speak a little more slowly, please? もう少しゆっくり話していただけますか 速くて追えなかった
Did you say small or large? 小さいサイズか大きいサイズか、ということですか 聞こえた選択肢を確認する

店員が “A large instead?”(大きいサイズに変更ですね)と確認したら “Yes, please.”。自分が一度smallと言ってしまったなら、その事実を取り消す内容を早めに伝えます。相手の間違いと決めつけず、今ほしい品と受け取った品を分けて説明してください。呼びかけの “Excuse me” と謝罪の “Sorry” の使い分けは「すみません」の英語でも確認できます。

聞こえなかったときに笑顔でyesを繰り返すと、希望と違う選択をしてしまうことがあります。全部が分からなかったら聞き返し、ひとつの語だけ分かったら “Iced?”(アイスですか)のように確認します。ただし、アレルギーに関する説明を一語だけ聞いて「大丈夫」と判断する練習にはしません。必要な確認が終わるまで、分かったふりをしないことを編集部は勧めます。

追加の注文なら “another” が便利ですが、無料のおかわりとは限りません。料金が気になる場合は “How much is another coffee?”(コーヒーをもう一杯頼むといくらですか)と確認します。聞き返しは注文を失敗した印ではなく、希望を正確に渡すための会話の一部です。まず一回、同じ質問を落ち着いて聞き直すところまで練習しましょう。

5.会計する:場所・支払い方法・明細を確認する

席で会計を頼むなら “Could I have the bill, please?”(お会計をお願いします)。米国のレストランではcheckも使われます。Cambridgeのcheckの辞書項目でも、この意味を確認できます。カウンターで先払いする店なら、店員の合計額の案内に続いて支払います。どこで払うか不明なら “Do I pay here?”(ここで払いますか)と聞けば、店の流れを確認できます。

支払いで聞かれる質問、別会計や明細の確認
店員の質問・客の用件 客の一言 日本語訳
Cash or card? Card, please. カードでお願いします
Together or separately? Separately, please. 別々でお願いします
Would you like a receipt? Yes, please. はい、レシートをお願いします
カードが使えるか確認 Can I pay by card? カードで払えますか
別会計ができるか確認 Could we pay separately? 別々に払えますか
サービス料の確認 Is the service charge included? サービス料は含まれていますか
明細の一項目が不明 What is this charge for? この料金は何の分ですか

別々に払うことと、割り勘で均等に分けることは同じではありません。均等に分けたいなら “Could we split the bill equally?”(会計を均等に分けられますか)と伝えます。店が別会計に対応するかは英語の表現だけで決まらないので、必要なら注文前に確認しましょう。カードのブランド、現金の扱い、会計場所も店ごとに確認します。

レシートの金額がメニューの表示と違うと感じたら、税やサービス料があるかを明細で確かめます。すぐ「請求の間違い」と言わず “Could you explain this charge?”(この料金について説明していただけますか)と尋ねる形も使えます。タッチ決済の端末が出ても、読めない画面の選択肢を想像で押す必要はありません。内容が分からなければ、その場で確認してください。

チップは「英語を使う国なら同じ」と覚えない

米国の公式観光案内Brand USAは、席でサービスを受ける食事のチップの目安を15〜20%とし、大人数の組ではgratuityやservice chargeが自動加算される場合も挙げています。すべてのカフェのカウンター注文に同じ割合を当てはめる説明ではありません。Brand USAのDining and Tipping

ロンドンの公式観光ガイドは、サービス料がないレストランでは10〜15%を目安として紹介し、サービス料が含まれていれば通常は追加のチップが不要としています。これはロンドンの案内で、世界共通の決まりではありません。編集部は、チップの数字だけを覚えるより、訪問先の案内と明細を確認する一言を準備することを勧めます。 Visit Londonの2026年ガイド

6.店の種類と、迷いやすい英語の違いを整理する

カフェ・レストラン・ファストフードの違い

カフェでは飲み物のサイズ、温度、ミルク、店内か持ち帰りかが注文内容に関わります。レストランでは人数や予約の確認から始まり、飲み物と料理を別に聞かれることもあります。ファストフードでは単品かセットか、飲み物やサイズを選ぶ場面があります。「この店では何を先に聞かれるか」を考えるための整理で、すべての店舗が同じ運営方法という意味ではありません。

店別に足しておくと使いやすい短い型
店 質問や確認 客の一言
カフェ 店員:Hot or iced? Hot, please.(ホットでお願いします)
レストラン 店員:Would you like something to drink? Just water for now, please.(今は水だけお願いします)
ファストフード 店員:Would you like the meal? Just the burger, please.(バーガー単品でお願いします)
ファストフード 客:セットの中身を知りたい What comes with the meal?(セットには何が付いていますか)

日本語の「セット」をそのまま言うより、実際のメニューのmealやcomboなどの表記を使います。番号のあるセットなら “Number two, please.”(2番をお願いします)と指して確認できます。ただし番号だけではサイズや飲み物は決まらないことがあるので、後の質問にも答えます。セルフ注文機しかない店なら、有人カウンターがあると想定して会話の順番を押し通しません。

持ち帰りは米国でto go、英国でtake awayという形が使われます。BBCの教材でも両者を区別しています。英国の店員が “To eat in or take away?” と言ったら、持ち帰りたい人は “Take away, please.” と返せます。一つの国で一つの表現しか通じないという意味ではなく、相手が使った選択肢で答えると確認しやすくなります。Collinsのto goの定義も、店内で食べず持ち帰る意味を示しています。

「食べる=eat」から、注文の型へ切り替える

“I eat a sandwich.” は食べる行為を述べる文で、そのまま「サンドイッチをください」という注文の依頼にはしません。ここでは “Can I have a sandwich, please?” を選びます。haveには「持つ」以外に食べる・飲む意味があり、Cambridgeのhaveの辞書項目とBritish Councilのhaveの用法で確認できます。

言い換える理由と、誤りだと決めつけない表現
迷いやすい形 今回選ぶ形 理由
I eat a sandwich. Can I have a sandwich, please? 食べる行為の説明から、注文の依頼へ変える
Can I have latte? Can I have a latte, please? 一杯分のラテを数える形にする
Yes.(Small or large?への返事) Small, please. 欲しい選択肢が分かる返事にする
I want the soup. I’d like the soup, please. 文法の誤りとはせず、注文で使う控えめな型を選ぶ

eatを「注文の場面では使わない単語」と覚えるのは行き過ぎです。“I don’t eat meat.” は肉を食べないことを伝えられますし、“eat in” は店内で食べる意味で教材にも出てきます。haveとeatを単語だけで交換せず、その文が「頼む」「食べることを述べる」「食事制限を伝える」のどれかを考えましょう。

“Can I get …?” も注文に使われる形なので、have以外を全部不自然だと判断しません。この記事がhaveから始めるのは、飲み物にも料理にも入れ替えやすい型を一つ選ぶためです。表現を十種類に増やすより、同じ一文のlatteをteaやsaladに替え、質問に返すところまで練習することを編集部は勧めます。

7.店員側:注文を聞き、内容を確認してから進める

日本の飲食店で英語の注文を受けるなら、“Are you ready to order?”(ご注文はお決まりですか)で始め、品物と条件を確認します。忙しいときほど、サイズや持ち帰りなどを一つずつ聞くほうが、何に答えればよいかを示せます。客がまだ迷っているなら、少し待つことを伝えましょう。

注文を受ける側の短い型
店員の一言 日本語訳 使う場面
Are you ready to order? ご注文はお決まりですか 注文を聞き始める
Take your time. I’ll come back in a moment. ごゆっくりどうぞ。少ししたら戻ります まだ決まっていない客に
What size would you like? どのサイズにしますか サイズを確認する
For here or to go? 店内ですか、持ち帰りですか 提供方法を確認する
So, one small latte to go? では、小さいラテ一つ、持ち帰りですね 注文を確認する
Anything else? ほかにご注文はありますか 追加の有無を聞く
I’ll check with the kitchen. 厨房に確認します 材料や対応を確かめる
Please pay at the counter. カウンターでお支払いください 実際の会計場所を案内する

会計がテーブルなら、最後の一文をその店の運営に合う案内に変えます。外国人のお客さんなら全員が同じチップ習慣や料理名を知っている、と決めつける必要はありません。料理名が伝わりにくければ写真やメニューの説明を一緒に示し、相手が注文した内容を確認してください。

アレルギーを告げられたとき、確認していない料理に “No problem.” と返す型を丸暗記しません。“I’ll check with the kitchen.” で、確認する行動を伝えます。厨房への連絡や店の決められた対応を省略して英語だけで安全を約束しないことが、編集部の意見です。聞き取れなかった材料名は “Could you repeat that, please?” と聞き直してから、確認に進みましょう。

8.美咲がカフェでラテを注文し、追加の質問に答える

架空の旅行者の美咲は、カウンターで注文するカフェに入りました。メニューで小さいラテを選び、持ち帰るつもりです。店員が話しかけたら、注文を一文で伝えます。その後の質問を聞き、持ち帰りと、追加がないことを答えます。品物を受け取る前にカウンターで会計するという、今回の練習用の設定です。

美咲: Can I have a small latte, please?
小さいラテを一つお願いします。
店員: For here or to go?
店内ですか、持ち帰りですか。
美咲: To go, please. That’s all, thank you.
持ち帰りでお願いします。以上です。ありがとうございます。

美咲が聞き取れなければ “Could you say that again, please?” と聞き直してから答えます。聞こえた質問を “For here or to go?” と確認してもかまいません。支払い方法を聞かれたら、今回カードで払う設定なら “Card, please.” と返します。この後のやり取りも別の質問なので、注文の全文をもう一度言う必要はありません。

美咲が小さいラテを頼み、店員が店内か持ち帰りかを尋ね、美咲が持ち帰りと追加なしを答える3つの発話
注文だけで終えず、店員の選択の質問を聞いて返すところまで練習します。

① 次に使いたい英文をカードに保存する

SpeakGainのAdd画面で、練習したい英文を入力してカードを作れます。今回は上の3文を一枚ずつ保存しました。編集部は、例文集を全部追加するより、自分が頼みそうな一品と、その後に聞かれそうな質問から始めることを勧めます。 アプリの基本操作はSpeakGainとはにもあります。

SpeakGainのAdd画面に、小さいラテを一つ頼む英文を入力した状態
今回の注文の一文を保存します。品物は、自分が頼みたいものに替えて練習できます。

② 音声を聞き、注文と質問を分けて言う

下の音声は、SpeakGainのAI音声「Deep-voiced Viking」で生成した3文です。客と店員の両方を同じ声で練習しています。自動で相手役が返事をする会話ではなく、一文ずつ聞いて止め、自分で返す練習です。実際の店員の声や速さはさまざまなので、この声だけで全員を聞き取れるようになるとは考えません。

美咲:Can I have a small latte, please?
小さいラテを一つお願いします。

注文の音声を保存

店員:For here or to go?
店内ですか、持ち帰りですか。

質問の音声を保存

美咲:To go, please. That's all, thank you.
持ち帰りでお願いします。以上です。ありがとうございます。

返答の音声を保存

最初は注文の文だけを聞いて言い、次に店員の質問を聞きます。返答の音声を先に再生せず、自分で “To go, please.” と答えてから確認しましょう。二つ目の文が長ければ、そこで一度止めて “That’s all, thank you.” を続けます。全文を速く言うことより、品物と提供方法を相手に渡すことを優先します。

小さいラテを頼む保存済みカードでAI音声を聞けるSpeakGainの発音練習画面
保存した一文を聞き、止めて口に出します。次は文字を見ずに注文してみましょう。

③ 英文を隠し、場面や質問から返答を思い出す

「小さいラテを持ち帰りで頼みたい」という場面だけで最初の一文を言い、店員の質問の音声を聞いて答えます。つかえたら英文を見直し、また隠します。次は店内で飲む設定に変えて “For here, please.” と返します。同じ英文を続けて読むだけでなく、相手の質問と自分の選択を結び付ける練習です。

KarpickeとRoedigerの2008年の原論文では、大学生が外国語の単語対を学ぶ実験で、正答後も想起を続ける条件が1週間後の想起に有利でした。注文の会話やSpeakGainの効果を直接測った研究ではありません。編集部はこの結果を参考に、「見て分かった」で終えず、場面から一文を取り出す練習を提案しています。3枚という枚数や、この練習だけで会話が上達することが実証されたわけではありません。

翌日はメニューの品物だけ見て注文を言い、サイズや温度の質問も一つ加えます。頼む品を変えたら、aや数、hot/icedなどの条件も見直してください。出発前に長い会話を丸暗記するより、使いたい一文と次に聞かれる質問を少しずつ増やしましょう。日々の学習への組み込みは英語の勉強法で、聞く・思い出す・話すをつなげて考えられます。

よくある質問

注文の型、聞き返し、持ち帰り、アレルギーの4つの質問

Can I haveとI’ll haveはどちらを覚えればよいですか?

最初は “Can I have …, please?” を一つ覚えれば、品物を入れ替えて頼めます。“I’ll have …, please.” は、選んだものを伝える形として使えます。どちらか一つしか正しくないという意味ではありません。注文の文を言った後、店員のサイズや持ち帰りの質問に答える練習も組み合わせてください。

店員の質問が聞き取れなかったら、何と言えばよいですか?

“Could you say that again, please?” と聞き直します。二択を聞かれたのにyesだけで答える必要はありません。小さいか大きいかの質問だと分かったら “Small, please.” のように、欲しい選択を伝えます。アレルギーの確認は、断片だけで分かったつもりにならず、必要な説明が理解できるまで確かめます。

テイクアウトは英語でもtakeoutですか?

米国では “To go, please.”、英国の店でtake awayと聞かれたら “Take away, please.” が使えます。日本語の「テイクアウト」を発音することより、店員の質問で店内か持ち帰りかを聞き分けましょう。相手の選択肢に合わせて返すと、確認しやすくなります。

アレルギーがあるとき、No peanutsで十分ですか?

それだけだと、好みで抜いてほしいのか、アレルギーがあるのかが伝わらないことがあります。“I have a peanut allergy.” と明示し、材料と調理方法を確認してもらいます。トッピングを外すことやヴィーガン表示だけでは、安全の保証になりません。自分の必要が理解されていない、不安が解消しないと感じる場合の対応は、上のFSAの案内も確認してください。

注文のあとの声かけは、「いただきます」「ごちそうさま」の英語で、食前・食後と相手に合わせて選べます。

次の一杯を、注文から返答まで言ってみる

まず “Can I have a small latte, please?”。店員の “For here or to go?” を聞いたら、自分の希望を “To go, please.” で返し、追加がなければ “That’s all, thank you.” と終えます。今日はこの一場面を、文字を隠して一度言ってみてください。覚える文を増やす前に、聞かれたことに短く答えるところまでつなげましょう。

お礼の重さを選ぶ型と、感謝への返事は英語のありがとう・場面別の伝え方で練習できます。

参照した資料

店員に何かを手伝ってもらう頼み方は、英語のお願い・依頼で相手との距離に合わせて選べます。