ja

海外旅行の英語|8場面の核の一文と、出発前に言える練習

スーツケースの持ち手につながる荷札に、5日間の訪問を答える英文を示した旅行英語の練習例

海外旅行の英語は、空港・入国審査・移動・ホテル・食事・買い物・道を聞く・トラブルの8場面から、自分が使う短文を選ぶところから準備できます。英語が苦手でも旅行はできますが、どの場面も英語なしで済むとは限りません。編集部なら約20文を旅程の地名・日数・予約名へ直し、出発前に「音読→日本語の合図から言う→録音→聞き直す→一か所直す」を練習し、聞き返す文と文字で確認する手段も用意します。

初めての海外、一人旅、家族と久しぶりに出かける旅行では、英語力より「最初に何と言えばいいか」が不安になりがちです。目的は旅先で長い話を続けることではなく、行きたい場所や必要な助けを伝え、返事を確かめて次へ進むこと。流暢になるまで旅行を待つ必要はありませんが、分からないままうなずく癖は、出発前に変えておきたいところです。

この記事の英文は編集部が用件から組み立てた練習例です。ホテル名や日数は架空なので、実際の情報へ替えてください。「約20文」「2週間」「1日5分」は編集部の配分案で、これだけで旅のあらゆる状況に対応できるという基準ではありません。旅行会社・スクール・アプリの比較ではなく、旅行者本人が言う一文と、その準備を扱います。

ホストファミリーの家に滞在する旅では、ホームステイの英語でシャワー・食事・帰宅時刻の確認も準備しましょう。

海外旅行で最低限言いたい英語は?8場面の核の一文

まず各場面の一文を選び、聞き取れないときの文を足します。 下の表は最初の8文です。この後の場面別の補助文も、予定している行動に合わせて選びます。

場面 核の英語 日本語の意味 言うときのコツ
空港 Where is the check-in counter for this flight? この便のチェックインカウンターはどこですか? 便名を表示し、this flightの対象を示す
入国審査 I am visiting for five days. 5日間の訪問です。 日数を旅程に合わせ、聞かれたことへ答える
移動 Does this train stop at Central Station? この列車はセントラル駅に停まりますか? 駅名の綴りも見せ、乗る前に確かめる
ホテル I have a reservation under Sato. 佐藤の名前で予約しています。 予約名をゆっくり言い、確認書を添える
レストラン・カフェ Could I have this sandwich, please? このサンドイッチをお願いします。 メニューを指し、品物を一つずつ伝える
買い物 How much is this bag? このバッグはいくらですか? 商品を示し、金額の表示も確かめる
道を聞く Could you show me where we are on this map? この地図で今いる場所を示してもらえますか? 自分の地図を開いてから頼む
トラブル I have lost my backpack. Could you help me? リュックをなくしました。助けてもらえますか? なくした物を先に伝え、場所や時刻を補う

カタカナ読みを全て覚えるより、地名・数・否定が相手に届く速さで言ってみましょう。英語が通じない相手には、短文をさらに言い続けるより、地図・予約画面・翻訳した文字へ切り替えます。以下の言い方や練習の順番は、出典を示す箇所を除き編集部の提案です。

1.空港:便を示して、行く場所と時刻を確認する

空港では「どの便か」を見せてから、必要な情報を一つ聞きます。 チェックイン、手荷物検査、搭乗は別の段階なので、最初から一つの文で全部尋ねようとしないのが編集部案です。

核の3文 意味
Where is the check-in counter for this flight? この便のチェックインカウンターはどこですか?
Is this the line for baggage drop? これは荷物を預ける列ですか?
What time does boarding start? 搭乗は何時に始まりますか?

自分の旅程に合わせる: 便名、出発日、目的地を予約画面や紙に用意します。“this flight”の代わりに便名を言うなら、その便の表記に合わせます。預ける荷物がなければ2文目は練習対象から外せます。乗り継ぎがある人は、最初の空港と乗り継ぎ先で使う画面を区別しておきましょう。

言い方のコツ: 質問の前に“Excuse me.”で声をかけ、画面を相手が見られる向きへ向けます。返事の時刻やゲート番号は、聞こえた数字を復唱し、案内表示も確認してください。自分の発音だけで便を特定してもらう必要はありません。

よくある失敗: 出発時刻を搭乗開始時刻だと思い込むことです。“boarding”は搭乗についての語です。質問の答えと自分の予約が一致しているか確認し、ゲートや時刻はその場の最新の表示・係員の案内を見ます。この記事の文から、受付場所や手続きの規則を推測しないでください。

2.入国審査:目的・期間・滞在先を、事実に合わせて短く答える

入国審査の準備は、訪問目的・滞在期間・滞在先などについて、自分の事実を言える形にすることです。 質問の順番や内容は一律ではありません。英国政府の国境での案内は、訪問理由を通常尋ねられる場合があると説明しています。カナダ政府の入国審査資料(8.8節、PDF)にも目的・期間・滞在先の質問例がありますが、全ての国で同じ質問をするという意味ではありません。下の文は質問へ答える練習の型で、入国を保証する回答ではありません。

核の3文 意味・答える内容
I am here for a holiday. 休暇で来ました。訪問目的の例
I am visiting for five days. 5日間の訪問です。滞在期間の例
I am staying at the Riverside Hotel. リバーサイドホテルに滞在します。滞在先の例

自分の旅程に合わせる: “a holiday”“five days”“the Riverside Hotel”を、実際の目的・期間・滞在先へ替えます。休暇ではないなら1文目を使いません。ホテルを替えながら移動する人は、最初の宿と全体の旅程を別々に用意します。日数を暗記した例に合わせて変更したり、聞かれていないことをまとめて読み上げたりしないでください。

言い方のコツ: 英文の全文が聞き取れなくても、目的、長さ、宿など、何を尋ねているかを確かめてから答えます。曖昧なら後述の聞き返しを使います。滞在先の正式名称・住所は、口頭だけで補おうとせず予約情報と一致させて示せるようにします。

よくある失敗: “Yes.”で話を進める、観光という例文を本当の目的と違うまま言う、英語の練習記事を入国手続きの案内として使うことです。旅程の説明と必要な手続きの確認は別に行います。渡航前に、行き先の公式窓口で最新の案内を確認してください。入口として米国CBPの旅行者向けページ、英国政府の入国案内、オーストラリア内務省の入国案内を参照できます。本記事は国籍別の入国・ビザ要件を判断するものではありません。

3.移動:行き先を見せ、乗る前に確かめる

乗り物では、行き先と乗るものの一致を先に確認します。 列車に乗ってから駅名の読み方を考えるより、駅名を保存してホームで一度言ってみる準備を勧めます。

核の3文 意味
Does this train stop at Central Station? この列車はセントラル駅に停まりますか?
Which platform should I go to? どのホームに行けばよいですか?
Could you take me to this address, please? この住所までお願いします。

自分の旅程に合わせる: “Central Station”を実際の駅名へ、“train”を必要なら“bus”へ替えます。タクシーの文には宿の住所を添えます。似た名前の駅や複数の支店がある宿なら、地区名も画面に入れましょう。公共交通の利用がなければ、最初の2文を無理に覚えなくて構いません。

言い方のコツ: 乗り場を聞いたら番号を復唱します。駅名の発音に自信がなくても、綴りを示して質問できます。運転手へ話すときは、運転の妨げにならない時に用件をまとめて伝えるのが編集部案です。

よくある失敗: 行き先の街と降りる駅を混同することです。地図のピンだけでなく、駅名または住所を文字で残します。返事が分からないまま乗らず、駅の係員や案内窓口で確認する一文として使いましょう。

4.ホテル:予約名を伝え、知りたいことを一つ聞く

受付では予約を探してもらう文を先に言い、その後で必要なことを尋ねます。 ホテルのサービスを全部英語で説明できるようにするより、到着と出発の二つの用件から選びます。

核の3文 意味
I have a reservation under Sato. 佐藤の名前で予約しています。
Could you keep my bags until check-in, please? チェックインまで荷物を預かってもらえますか?
What time is check-out? チェックアウトは何時ですか?

自分の旅程に合わせる: “Sato”は予約に記載した名前へ替えます。同行者が予約したなら、その名前を用意してください。早く到着しない人は荷物の文を外し、必要な文だけ残します。預かってもらえるかは宿の返事で確認します。

言い方のコツ: 名前をゆっくり言って確認書を見せます。“under”はここでは予約名を示す言い方です。チェックアウト時刻など、予定に影響する情報は紙や画面でも残しておくと、同行者と共有できます。

よくある失敗: 自分の普段の名前で話して、予約名の違いに気づかないことです。また、質問が言えたからサービスを受けられると決めず、返答と料金・条件の説明を確かめます。頼み方を増やすなら英語でお願いする方法で短い依頼の作り方を練習できます。

5.レストラン・カフェ:選んだ品物と数を一致させる

食事では、メニューを示して品物を言い、会計までに内容を確かめます。 注文の細かい選択肢は既存の英語で注文する方法にまとめているので、ここでは旅行前に選ぶ2文へ絞ります。

核の2文 意味
Could I have this sandwich, please? このサンドイッチをお願いします。
Could I have the bill, please? お会計をお願いします。

自分の旅程に合わせる: “this sandwich”を食べたい品物へ替えます。複数なら数も添えます。店ごとに先払いか後払いか違うので、2文目は席で会計をお願いする場面の例です。日常的に必要な食事条件がある人は、確認すべき内容を文字にも用意してください。

言い方のコツ: 品物を指してから英文を言い、スタッフの復唱を聞きます。家族の分を続けて言うなら、一品ごとに区切ります。急いで品物の名を並べるより、数との組を聞き取ってもらうことを優先しましょう。

よくある失敗: メニューで一つを指しながら別の品名を言うことです。“this”を使うときほど、指と文が同じものを示しているか見ます。相手が選択肢を聞き返したら、分からないまま“yes”で注文を確定せず、書いてもらう方法へ切り替えます。

6.買い物:値段やサイズを聞き、表示でも確認する

買い物では、商品と確認したい条件を一つずつ示します。 値引きの言い回しをたくさん覚えるより、選ぶ品物と支払う内容を間違えない準備を編集部は優先します。

核の2文 意味
How much is this bag? このバッグはいくらですか?
Do you have this in a smaller size? これの小さいサイズはありますか?

自分の旅程に合わせる: “bag”を購入予定の品物へ、“smaller”を必要なら“larger”(大きい)へ替えます。服を買わない旅ならサイズの文を外せます。サイズの呼び方が分からないときは、手元の商品を見せて比較する文として使います。

言い方のコツ: 金額は表示や入力された数字と照合します。聞き取れた一部だけで判断せず、通貨と最終的な支払額を確認しましょう。これは英語の聞き取りと取引の確認をつなぐ編集部の提案です。

よくある失敗: サイズがあるか聞いただけで買う意思を示したつもりになること、値札の数字を返事と確認せずに支払いへ進むことです。相手の返事を待ち、違っていたら品物を示して聞き直します。

7.道を聞く:現在地と目的地を、同じ地図で確かめる

道が分からないときは、長い説明を全部聞き取るより、地図に示してもらう文から始めます。 目的地だけを言うと出発地点が共有できない場合があるので、今いる場所も確かめます。

核の2文 意味
Could you show me where we are on this map? この地図で今いる場所を示してもらえますか?
Is the museum within walking distance? 美術館は歩いて行ける距離ですか?

自分の旅程に合わせる: “the museum”を行く場所の名称へ替えます。現在地と目的地が入る範囲で地図を開き、正式名称も用意してください。歩ける距離の感覚は人によるので、返事だけで判断しにくければ所要時間も数字で確認します。

言い方のコツ: 画面を小さく縮めすぎず、相手が場所を示せる大きさにします。道順を聞く人は、英語の道案内で曲がる方向や目印の表現も確認できます。ここで説明例を重ねて暗記する必要はありません。

よくある失敗: 左右の単語を聞き取っただけで、どの交差点かを確認しないことです。曖昧なら今の地図で位置を示してもらい、分かったところから進みましょう。疲れているときは「歩けるか」の返事だけで無理に歩く予定を決めないでください。

8.トラブル:困っている内容を先に伝える

なくした・遅れた・具合が悪いときは、事情の長い説明より、何が起きて何を助けてほしいかを先に言います。 次の3文を、自分が窓口で伝える出だしとして用意します。

核の3文 意味
I have lost my backpack. Could you help me? リュックをなくしました。助けてもらえますか?
My flight is delayed. What should I do next? 私の便が遅れています。次にどうすればよいですか?
I feel unwell. I need medical help. 具合が悪いです。医療の助けが必要です。

自分の旅程に合わせる: “backpack”をなくした物へ、“flight”を必要なら“train”へ替えます。物の色、最後に見た場所・時刻、便名や予約情報は、次に尋ねられたら示せるように用意します。体調については本当の状態を伝えます。これは医療判断の方法ではなく、助けを求める英語の例です。

言い方のコツ: まず一文を言い、相手が対応できる窓口かを確かめます。体調が悪く、長い説明ができないなら、3文目と現在地を伝えることを優先します。なくした物の写真があれば、似た物との区別に使えます。

よくある失敗: なくした経緯を最初から長く訳そうとして、用件が伝わらないことです。短文の後に必要な情報を補います。遅延時の次の行動も、一般例を根拠に決めず、利用中の交通機関の案内で確認してください。渡航前に助けを求める窓口と連絡方法を旅程メモへ残すのが編集部案です。

聞き取れなかったら?聞き返す・遅くする・書いてもらう

聞き取れないときは、分かったふりをせず、聞き方を変えて確認します。 これは8場面のどこでも使う共通の3文です。場面別の21文と合わせ、全部を毎日読むより、自分の旅で使うものを残します。

英語 意味 選ぶとき
Could you say that again, please? もう一度言ってもらえますか? 一度聞き逃した
Could you speak more slowly, please? もう少しゆっくり話してもらえますか? 速くて区切りが分からない
Could you write it down, please? 書いてもらえますか? 金額・時刻・場所を文字で確かめたい

同じ返事を繰り返してもらっても分からなければ、3文目へ進みます。書かれた数字や地名を自分の画面と比べ、合っているか確かめましょう。編集部は「聞き返しを言う練習」までを出発前のセットに入れます。短い返事に安心して“Yes.”だけで先へ進むより、相手と同じ情報を持てたかを見るためです。

自分の旅程へ直すには?一文の骨組みを残して、情報を替える

英文を増やす前に、地名・日数・予約名を自分の情報へ替えます。 例えば“I am visiting for five days.”なら、実際の滞在が8日間の人は“five days”を“eight days”へ替えます。初日に使う文から、予約情報と照合して直しましょう。

I am visiting for five days.の日数をeight daysへ替え、滞在先と予約名も旅程に合わせて確認する編集部の例
例文の情報を覚えるのではなく、言う内容を実際の旅程と一致させます。
  1. 最初の1日を順に書きます。空港から宿まで、誰に何を聞く予定かを一行ずつ並べます。
  2. 各行に一文だけ置きます。「電車が駅に停まるか」「予約を探してほしい」など、日本語の用件も添えます。
  3. 替える語を確認します。日数、駅名、宿名、予約名を、予約画面の綴りや数字と照合します。
  4. 声に出してみます。長くて途中で止まるなら、一度に情報を足しすぎていないか見直します。
  5. 表示する資料を決めます。住所や便名は画面、核の一文は口頭、という役割をあらかじめ決めます。

家族旅行なら、代表して話す人だけが全てを持つのではなく、宿の住所と連絡先は同行者にも共有します。一人旅なら、通信が使えない状態でも見られる文字情報を用意するのが編集部案です。自分の氏名・予約番号などを、誰にでも見せる練習メモに載せる必要はありません。用件に必要な情報を、その相手へ示します。

翻訳アプリだけでいい?短い用件は話し、詳しい条件は文字で補う

編集部は、翻訳アプリと声に出す練習を併用します。 予約名を伝える、品物を頼む、聞き返すなど、何度も使う短い用件は言えるようにする。一方で、複雑な事情、細かい条件、綴りの長い住所は、翻訳した文字や原資料を一緒に示す方法を勧めます。これは編集部の使い分けで、特定アプリの性能評価ではありません。

用件 編集部ならどうする? 最後に確認するもの
注文・予約名・乗り場の質問 用意した一文を話し、品物や予約画面を示す 相手の返事と、数・名前・行き先
聞き取れない返事 聞き返す。まだ分からなければ書いてもらう 金額・時刻・地名の文字
詳しい事情や条件 日本語を一つの用件に絞って文字へ訳し、相手に示す 意図が伝わったか、次に何をするか

長い日本語を一度に入力して、画面を見せただけで伝わったと考える方法は勧めません。一つの用件に区切り、相手の返事を確かめます。電池や通信が使えない時に備え、予約確認書と必要な短文を別に見られるようにしておく。英語の練習は、翻訳した文字を使うことを禁止するためではなく、すぐに必要な最初の一言を出すために行います。

出発2週間前・前日・当日には何を練習する?

毎回「音読→日本語の合図→録音→聞き直す→一か所直す」の順で、今日の3文だけを回します。 2週間あれば場面を分け、前日は増やさず、当日は最初に使う文と聞き返しを確認するのが編集部案です。

2週間前は旅程の文を選ぶ、前日は3文へ絞る、当日は初日の用件を確認し、音読から一か所の修正まで回す練習計画
練習の型は同じ。出発が近づいたら、文を増やすより実際の情報を確認します。

2週間前:旅程を作り、1日5分で3文ずつ言う

最初の2日で8場面から使う文を選び、地名・日数を直します。3〜7日目は空港・入国審査・移動・ホテルなど初日の文、8〜12日目は食事・買い物・道・トラブルと聞き返し、残りは止まりやすい文を確認します。これは学習効果を保証する期間ではなく、場面を分ける編集部の目安です。

5分の配分例は、意味を見ながら音読1分、日本語の用件だけ見て言う1分、録音1分、聞き直し1分、直した文を言う1分です。「滞在期間を答える」という合図を見て、“I am visiting for five days.”を言います。出なければ英文を一度見て隠し、もう一度。見ながら読めることと、必要なときに言えることを分けて確認します。

録音を聞く時は、日数が言えたか、駅名が途中で消えていないかなど、用件に関わる一か所だけ見ます。全ての音を一度に直すより、必要な語を最後まで言うことから始めます。同行者に日本語の用件を読んでもらう練習もできます。

前日:新しい文を足さず、初日の3文を確認する

出発前日は、滞在期間・移動先・予約名など、初日に言う3文を選びます。同じ5段階で一度練習し、書いた内容と最新の予約を照合します。日程が変わったなら、英文の数字も更新してください。聞き返しの3文と見せる地図も、すぐ開ける場所へまとめます。

フレーズ集を一晩で全部読む方法は編集部は勧めません。読む量を増やすより、実際に言う文を取り出せるかを確認するためです。前日に始めた人も、この3文と聞き返しから取り組めます。2週間分を一晩に詰め込む必要はありません。

当日:最初の用件を小声で言い、資料を手元に置く

当日は、次に使う一文を日本語の合図から言ってみます。周囲に迷惑にならない場所で、空港の用件、滞在期間、宿の予約名などを確認します。録音する余裕がなければ、止まった一語を見てから一度言い直すところまでで構いません。練習を優先して案内を聞き逃したり、移動の手続きを遅らせたりしないでください。

本番で忘れたら、用意した文字を見て話して構いません。練習の成功は、暗唱だけで判定せず、相手と用件を確認して行動できたかで見ます。帰国後も使える声出しの基礎は英語の勉強法へつなげられます。

自分の旅程の一文をSpeakGainに残すなら

旅程に合わせて直した英文を、音声と一緒に残す段階で使います。 今回は通常の追加操作で“I am visiting for five days.”を1枚作成しました。これは滞在期間を答える型の練習例です。日数や宿の情報は自分で確かめてから入力します。

確認した順序は、Library→カードのKnowledge→Learn this card→Listening→Reveal answer→Answerです。Listeningでは英文を隠した状態で音声を聞き、Answerで練習文・英語の説明・再生ボタンを確認しました。日本語の合図から言う練習は、紙に用件を書いて別に組み合わせます。

SpeakGainの英語UIのListening画面。英文を隠して音声を聞き、Reveal answerで答えを表示する
英語UIの実画面。音声を聞いてから、答えを表示する流れを確認しました。
SpeakGainの英語UIのAnswer画面。I am visiting for five days.と英語の説明、再生ボタン、復習間隔、Record and checkを表示
滞在期間の一文を確認するAnswer画面。説明は英語で表示されています。

AnswerにはAgain・Hard・Good・Easyの復習間隔と“Record and check”の導線がありました。ただし、今回の操作では録音中の画面や評価結果に到達できず、録音・評価の動作確認は未完了です。上の5段階の練習は、自分で使える録音手段で行えます。アプリ内の録音結果を確認した体験としては紹介しません。

通常追加で1回生成されたAI音声のViking読み上げ例です。画面の“Native audio”という表記を、人間のネイティブ話者による録音という意味で紹介しているわけではありません。

I am visiting for five days. — 5日間の訪問です。

ここで使ったのは、自分で用意した一文の保存・音声・Listening・Answerです。旅行の翻訳・通訳・相手とのロールプレイとして使ったわけではありません。SpeakGainの紹介も、用途を選ぶ時に参照できます。

旅行英語でよくある失敗と、出発前の直し方

失敗 代わりに準備すること
フレーズ集を全て暗記しようとして止まる 初日に使う3文と聞き返しを先に選ぶ
丁寧にしようとして一文を長くする 短い用件+pleaseで言い、返事を待つ
日本語訳を見て理解しただけで終える 英文を隠し、日本語の用件から一度言う
発音の細部だけを直し続ける 駅名・日数・数・否定が聞こえるかを先に見る
分からない返事にもyesで進める 聞き返す文と書いてもらう文を練習する
例文の予約名や日数をそのまま使う 実際の予約・旅程と照合して替える

言葉が出なかった時は、何が止まったかを一つ残します。「ホテルで予約名が長くて止まった」なら、その名前と一文を次に練習する。文を何十個も追加する必要はありません。英語が口から出てこないときの練習も、日本語の用件から言う段階で使えます。

相手に声をかけたり失敗を詫びたりする短文は英語で謝る方法へ。店員が何を確認しているかという相手側の視点は接客の英語で補えます。

海外旅行の英語についてよくある質問

英語が話せなくても海外旅行はできますか?

できますが、全ての場面で言葉の助けが不要とは限りません。 編集部なら、旅程の短文、聞き返し、文字で示す予約・住所、困った時の連絡方法を用意します。「話せるか」だけでなく、分からない時に確認へ切り替えられるかも準備します。

翻訳アプリだけあれば十分ですか?

編集部は、繰り返し使う短文を言う練習との併用を勧めます。 詳しい条件は文字で補い、予約名や注文は短く話す。通信や電池が使えない時にも見られる情報を持ち、相手の返事を確かめます。

入国審査ではどんなことを聞かれますか?

訪問目的、滞在期間、滞在先などを説明できるように準備しますが、質問は一律ではありません。 本当の旅程に合わせて答える型を作り、行き先の政府公式情報も確認します。本記事の例文は入国・ビザ要件の判断や、審査を通る回答を示すものではありません。

英語を聞き取れなかったら何と言えばいいですか?

“Could you say that again, please?”で聞き返します。 速さが問題ならゆっくり話してもらい、まだ分からなければ“Could you write it down, please?”で文字を頼みます。金額や時刻は表示でも確認します。

旅行英会話は何日前から練習すればいいですか?

編集部案は2週間前から1日5分です。 前日からでも、初日の3文と聞き返しを旅程に合わせて直し、声に出して取り組めます。期間や量を達成するより、使う一文を確認することを優先します。

カタカナの読み方を覚えれば伝わりますか?

カタカナだけで伝わると判断せず、英語音声と自分の声で確認します。 特に地名・数・否定を言い切る練習をし、綴りや数字も示せるようにします。速く話すことを目標にする必要はありません。

空港でのやり取りをさらに準備するなら、入国審査・空港の英語で質問別の答え、空港8場面、出発前の録音練習を確認できます。

編集部の最終判断:旅程の一文と、確認する手段を一緒に持つ

編集部なら、旅行前に大量の例文を暗記するより、8場面から自分が使う約20文を選び、旅程へ直して声に出します。 初日の用件を先に言えるようにし、聞き取れない時は聞き返し、数字や場所は文字で確かめる。この組み合わせを勧めます。

今日始めるなら、滞在期間・空港からの移動先・宿の予約名の3文を書いてください。日本語の用件から一度言い、録音を聞き、止まった一か所だけ直す。旅先で必要なのは、難しい英語を披露することではなく、用件を伝えて返事を確かめる準備です。

参照した公式案内