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英検3級の単語の覚え方|単語帳・アプリの選び方と、家でできる一文練習

usefulと役に立つを記したカードと、自分の一文のカードを留めるクリップ

英検3級の単語は、3級向けの単語帳かアプリを一つ選び、意味→例文→音→自分の一文→間隔を空けた復習の順で練習するのが編集部の提案です。今回確認した英検の級別案内・試験内容・各級の目安には、合格に必要な単語数や全出題語の一覧は公式に記載なしで、教材の収録数は合格条件ではありません。日本語の意味を選ぶだけで終わらせず、長文を読み、作文や面接で身近な考えと理由を伝える練習につなげましょう。

英検3級の単語帳・アプリは「こういう人に」で選ぶ

まず、続けるために必要な機能を見ます。次は出版社・提供元の公式ページで確認した比較です。順位ではありません。「こういう人に」は記載された仕様をもとにした編集部の判断で、他社の教材を読んだりアプリを試したりして効果を比べた結果ではありません。確認日はすべて2026年10月16日です。

名前 提供元 収録語数〔公式記載〕 音声 特徴 こういう人に〔編集部判断〕 確認日
英検3級 でる順パス単 新装5訂版〔本〕 旺文社 目次:単語900・熟語300、別に会話表現100 無料ダウンロード・「英語の友」対応 出題頻度に基づく配列。単語編・熟語編に確認テスト 紙に印を付け、付属音声と行き来したい人 2026-10-16
ランク順英検3級英単語1350 新装版〔本〕 Gakken 単語・熟語・会話表現1,350 単語・熟語・会話表現の無料音声ファイル 掲載語をクイズで確認するアプリの案内。関連語などの解説 本を中心に、対応するクイズでも確認したい人 2026-10-16
英検 でる順パス単 3級(5訂版)〔英単語 by 物書堂のコンテンツ〕 物書堂〔収録書籍:旺文社〕 確認した提供元ページに総数の記載なし 全見出し語・語義・例文。自動再生・速度等の調整 iOS向け。苦手語の絞り込み、選択・記述問題 対応端末で、間違えた語に戻って確認したい人 2026-10-16

対象はいずれも3級です。数字は各社が選んだ項目の数で、単語だけの数と、熟語や会話表現を含む数をそのまま比べられません。数が多い順で選ぶより、今の教材で意味・例文・音声を確かめられるかを先に見てください。

紙のパス単は「新装5訂版」、物書堂のコンテンツ名は「5訂版」です。旺文社は新装5訂版について、5訂版のカバーを変更したもので内容は同じと説明しています。手元に5訂版があるなら、買い足す前にその説明を確認しましょう。物書堂の公式ページに書かれていない総数は、紙の目次からアプリへ移して記載していません。

Gakkenのページはクイズ用アプリと無料音声を案内していますが、利用する端末での動作は本記事で確認していません。どの教材でも対応OS、音声の取得方法、必要なコンテンツの利用条件は提供元で確認してください。アプリ本体が無料でも、教材コンテンツまで無料とは限りません。表紙画像・購入先・アフィリエイトリンクは載せていません。

主教材を一つに決めるときの三つの質問【編集部の意見】

第一に、「明日、分からなかった語へ戻れるか」です。本なら小さな印、アプリなら苦手語の表示など、戻る場所が分かるものを選びます。全部を毎日やり直す計画より、分からなかった所が見える計画にします。

第二に、「音を実際に聞けるか」です。音声付きという表示だけでなく、家の端末で再生する手順まで確かめます。子どもが使う場合は、保護者と一度準備しておくと、その後の練習で音声を後回しにしにくくなります。

第三に、「例文の説明が読めるか」です。日本語の説明そのものが難しいと、一人で進めにくくなります。学校や塾で指定された3級向けの教材がある人は、まずその教材でこの三点を確認しましょう。新しいものを増やすことが出発点ではありません。

単語アプリ全体の選び方は英単語アプリの比較、語彙以外の技能も含めた使い分けは英検対策アプリの比較で扱っています。ここでは3級の語を覚えて使う手順に絞ります。

単語を覚える五つの手順:やることと確認方法

次は編集部の練習案です。英検協会が指定した方法や、合格までの回数を保証するものではありません。

段階 やること 確認方法
意味 主教材で、その文での意味と品詞を確かめる 訳を隠して「何を表す語か」を言えるか
例文 誰が何をする文か、一緒に使う語も読む 単語の訳だけでなく、文全体の内容を言えるか
音 音声を聞き、文字を確かめ、短く声に出す 文字を隠して聞いたときも意味が分かるか
自分の一文 身近なことを短く書き、理由や使う目的も考える 使い方・つづりを確かめ、内容がつながるか
間隔復習 翌日など時間を空け、答えを見る前に思い出す 意味・音・一文のどこで止まったか分かるか
意味から、自分の一文へ — 意味: 訳を隠して、意味を言う; 例文: 誰が何をする文か読む; 音: 文字を隠して聞く; 自分の一文: 身近なことを短く書く; 間隔復習: 時間を空けて思い出す
編集部の練習案。最後は答えを見る前に思い出します。

全部の語で長い作文を作る必要はありません。まず主教材で意味・例文・音を確かめ、その日の中から生活で使えそうな語を一つ選びます。文字を何度も写して終わるより、その一語をどんな場面で使うか考える時間を残しましょう。

答えを見て「知っている」と思った語も、隠すと出ないことがあります。そこで、復習の最初は教材を閉じたまま思い出します。出てこなければ教材へ戻り、確かめてからもう一度隠します。「できなかった」という記録は、次に戻る場所を教える印です。点数のように責める材料にしません。

英検3級は何語覚えればいい? 公式の目安を確かめる

英検公式「各級の目安」では、3級は中学卒業程度です。日常的な話題の概要や要点をつかみ、自分の考えや感想を理由を含めて伝える力が示されています。この「中学卒業程度」は級の目安で、小学生は受けられないという意味ではありません。

今回確認した3級の案内・3級の試験内容・各級の目安には、固定の必要単語数と網羅的な出題語彙リストは公式に記載なしです。「何語覚えれば必ず受かる」という数字は、本記事では示しません。

単語帳に載る数は、その教材が選んだ項目数です。自分がすでに知っている語の総数でも、試験で出る全ての語の数でもありません。教材を終えた後も、公式問題を解いて、意味が分からなかった所や音で気づけなかった所を補います。

4級から進む人は「読める語」を「使える語」にする

3級の公式案内は、5級・4級で身につけた基礎をまとめる級で、従来型では面接が加わると説明しています。3級では書く練習も必要です。4級の教材で見た語が出てきても、「もう見たから」と全て飛ばさず、聞いて分かるか、短い文にできるかを確認します。

小学生なら、まだ学校で学んでいない文の形が出ることもあります。意味を知っているのに例文が読めないときは、単語を増やす前に、主語と動詞を先生などと確かめてください。大学生・大人の学び直しでも同じです。「単語不足」と思っていた原因が、文の形や音にある場合もあるので、止まる場所を分けて見ます。

受験全体の時間配分や教材の組み合わせは英検3級の勉強法にまとめています。ここから準2級へ進むときは、3級の教材を増やす代わりに英検準2級の単語の覚え方で次の級の選び方を確認できます。

覚えた語は試験のどこで使う?

3級の公式試験内容には、短文の語句空所補充、会話文の空所補充、長文の内容一致、Eメールへの返信・英作文、リスニング、面接が案内されています。以下は、その形式に合わせた編集部の復習案です。

語彙問題:意味を選んだ後、文に合う理由を言う

答え合わせで正解語の訳だけをメモすると、同じ語が別の文に出たときに迷うことがあります。「誰が」「何を」「いつしたか」を読んで、その語を入れると話が通るか確かめます。意味で迷ったのか、語の組み合わせで迷ったのかも分けます。

正解の位置を覚えてしまった問題は、選択肢を見ないで文の内容を日本語で言ってみてください。すぐ答えを出す速さより、文の中で意味をつかむことを確認します。教材の例文や過去問を記事へ転載して覚える必要はありません。

長文:一語の訳から、必要な情報へ戻る

長文では、知っている語が多くても、誰の予定なのか、何の理由なのかを取り違えることがあります。知らない語を調べた後は、その語があった文と前後の文をもう一度読みます。調べた訳を並べるだけで終えないようにします。

編集部なら、答えの根拠に関わる所から復習します。分からない語を全て別の紙へ写すと、本文を読み直す時間がなくなりがちです。「この語が分かると、どの内容が分かったか」を一つ説明してから次へ進みます。

ライティング:難しい語より、質問に合う一文を作る

3級のライティングにはEメールと意見を書く英作文があります。覚えた語を入れることを目的にせず、まず聞かれていることへ答えます。自分が使い方を確かめられる語で、考えと理由をつなぐ練習をしましょう。

一文を書いたら、主語と動詞があるか、つづりは合っているか、理由として話が通るかを確認します。本記事の一文練習は、答案全体の長さや構成を満たすものではありません。設問への答え方と見直しは英検3級ライティングの書き方で扱っています。

リスニング・面接:文字を見ない時間も作る

文字なら分かるのに聞くと気づけない語は、音声を聞いてから文字に戻ります。どの部分を聞き落としたか確かめ、もう一度文字を隠して聞きます。カタカナだけで読み方を決めず、教材の音を確かめてください。

面接に向けては、身近な話題へ短く答えます。言いたい語が出ないときは、知っている表現で言える所まで伝え、練習後に調べます。「単語が言えたか」と「質問に答えたか」の両方を確認しましょう。単語帳の暗記だけで面接練習を済ませたことにはしません。

自分の一文の作り方:usefulを身近な話にする

ここでは useful を一つだけ練習語にします。「役に立つ」という意味を確かめた後、何が自分にとって役に立つか考えます。この語を次の試験の出題語として予想したり、英検公式の語彙リストから選んだりしたものではありません。

This dictionary is very useful for my homework.

この辞書は宿題にとても役立ちます。

英文はこの記事の練習用の一文です。「この辞書」をどう思うかに加え、「宿題に」という使う目的まで伝えています。usefulだけで終わらず、何に役立つのかも言う練習です。実際の自分と違うなら、丸ごと暗記するのではなく、自分に合う身近な場面を考えてください。

最初に主教材や辞書で使い方を確かめ、次に英文を隠して日本語の内容から言ってみます。出てこない部分だけを確認し、もう一度短く言います。「usefulの意味を言えた」と「文の中でusefulを使えた」は分けて記録します。

SpeakGainで自分の一文を聞いて声に出す

意味と使い方を確かめた一文を音声と一緒に練習する例として、SpeakGainで上の英文を通常のAddから一度保存しました。LibraryでカードのViewを開き、KnowledgeのLearn this cardを選ぶと、Listeningで英文が隠れ、生成音声が自動再生されました。聞こえた内容を推測して声に出す案内があり、Reveal answerを押すと、Answerに保存した同じ英文が表示されます。ここまでが今回実機で確認した流れです。時間を空けて一文を思い出すのは、編集部の練習提案です。

実際のSpeakGainの英語Listening画面。英文を隠し、音声再生とReveal answerを表示
実際の英語UIです。この例でNative audioと表示される音声は、VikingによるAI生成音声で、人間の母語話者の録音ではありません。

上の英文を聞く:VikingのAI生成音声

聞いた後は文字を隠し、何が何に役立つのかを声に出してみてください。

保護者は答えを教える前に「どこで止まった?」と聞く【編集部の提案】

家での手伝いは、長い小テストを作るより、数分一緒に確かめる形から始めます。子どもに主教材の一か所を選んでもらい、保護者は訳を隠す役や、音声を再生する役になります。最初から正解を言わず、本人が考える時間を残してください。

意味で止まったら「どんな場面の言葉だった?」、例文で止まったら「誰の話かな?」と聞きます。それでも分からなければ、教材の説明を一緒に読みます。ヒントを次々に出して正解へ連れていくより、答えを確認した後にもう一度本人が言えるかを見ます。

自分の一文では「その理由は、あなたに合っている?」と内容を聞きます。保護者が立派な英文へ書き換えると、子どもが自分で言える範囲が分からなくなります。英語の形に自信がなければ、その場で正しいと決めず、主教材・辞書・先生に確認する印を残しましょう。

最後は「昨日は訳が出なかったけれど、今日は言えたね」のように、できた動作を短く返します。兄弟や友達の覚えた数と比べません。次に見る場所を本人と決めたら、そこで終わりにします。親が英語を得意でなくても、時間と音声の準備、答えを隠す手伝いはできます。

保護者は、答えを言う前に待つ — 本人が選ぶ: 今日、確かめる所を決める; 隠して待つ: 答えをすぐに言わない; 止まる所を聞く: どんな場面の言葉だった?; 教材で確認: 分からなければ一緒に読む; 本人がもう一度: 答えを隠して言ってみる
答えを代わりに作らず、本人が思い出す時間を残すための編集部の提案です。

編集部なら3か月でこう進める【意見】

次は約3か月使える場合の案です。英検公式の推奨期間や必要学習時間ではありません。始めるときの力や生活に合わせて変えます。3か月で全員が合格するという意味でもありません。

時期 単語学習の中心 次へ進む前の確認
1か月目 主教材を一つに決め、意味・例文・音を確かめる。4級までの不明点も戻る 訳を隠したとき、何が分からないか印に残せるか
2か月目 前の印へ戻りつつ、自分の一文を作る。語句を文の中で使う 聞いて意味が分かるか。自分の理由を短く書き、声に出せるか
3か月目 公式問題で止まった語を主教材へ戻す。作文・面接でも使い方を見直す 語の意味、文の形、音、内容のどれが原因か分けられるか

一日の量は、翌日に復習できる分から決めます。たとえば短い時間しか取れない日は、前の日の印を確認し、新しく見る範囲を小さくします。新しい語だけを増やして復習がたまるなら、先へ進む量を減らします。「今日は何ページ終わったか」だけでなく、「昨日の語を隠して思い出せたか」も記録します。

一週間の中で、意味の確認だけの日ばかりになっていないか見直します。音声を聞く日、自分の一文を声に出す日も残します。試験が近い人は、教材を終えるために全ての時間を使わず、公式問題とライティング・面接の練習を先に予定へ入れましょう。

復習間隔は、最初は翌日、その数日後、一週間後など、自分が戻れる日を仮に決めます。これは編集部の予定例で、誰にも同じ最適間隔があるという主張ではありません。毎回分からなくなる語は早めに戻り、説明なしで使える語は後に回すなど、結果を見て調整します。一般的な暗記・復習の工夫は英単語の覚え方も参照してください。

編集部が勧めない二つの進め方と、その理由

意味だけの一問一答を大量に回す

日本語の意味を確認する練習は使えます。ただ、それだけを大量に続けても、音で分かるか、文に合うか、自分で書けるかは確かめられません。3級では読み書きに加え、聞く・話す課題もあります。正解数が増えた日にこそ、一語だけ例文と音、自分の一文まで進めてみましょう。

間違えた語を何十回も続けて写すだけのやり直しも、編集部なら主な方法にしません。今見ながら書けることと、時間が空いてから思い出せることを分けて確認したいからです。つづりで間違えた部分を確かめたら、一度隠して書き、別の時間にも戻ります。

複数の単語帳を同時に始める

一冊で足りるか不安でも、最初から何冊も並行すると、どこへ戻ればよいか決めにくくなります。同じ語を重複して確認し、苦手な語の復習が後回しになることもあります。まず一つを主教材にし、公式問題で繰り返し困る所が分かってから、必要な補助を考えます。

本とアプリを必ず別々に買う必要もありません。付属音声や、すでに使える機能があるなら、まずその範囲で意味・例文・音を行き来します。追加するなら「これで何を補うか」を一つ言えるものにしましょう。

よくある質問

英検3級には何語必要ですか?

今回確認した英検の級別案内・試験内容・各級の目安には、固定の必要語数は公式に記載なしです。単語帳の収録数を、英検が決めた合格条件とは扱いません。公式問題で分からない所を確かめ、主教材へ戻って補いましょう。

単語帳は一冊でいいですか?

編集部なら、まず一冊を主教材にします。一冊で全ての出題を保証できるという意味ではありません。意味・例文・音を使い、公式問題で足りない所が分かってから補助を選ぶ方針です。

アプリと紙の本はどちらがいいですか?

戻る場所が分かり、例文と音声を使える方を選びます。紙に印を付ける方が続く人は本、対応端末で短く確認したい人はアプリが候補です。保護者と端末を共有する場合は、使える時間や音声を聞く場所も決めてください。

熟語はどう覚えればいいですか?

一語ずつ訳すだけでなく、まとまりの意味と、その後に続く語を例文で確認します。主教材の熟語の範囲を使い、英文を隠して意味や使う場面を言ってみます。本記事では教材の熟語一覧を転載しません。

覚えても翌日忘れてしまいます。

答えを見る前に思い出し、止まった部分だけ確認します。意味なのか、音なのか、つづりなのかを印で分け、次に戻る日を決めます。毎日新しい範囲を増やせないなら量を減らして、復習する時間を残すのが編集部の提案です。

何か月かかりますか?

全員に共通する期間は示せません。本記事の3か月案は編集部の計画例です。4級までの語や文の理解、毎日の時間、公式問題で止まる所を見て調整してください。試験全体の計画は3級の勉強法の記事で扱っています。

保護者が英語を苦手でも手伝えますか?

音声を再生する、答えを隠す、本人が思い出すまで待つ、といった役をできます。英語の正しさをその場で決められないときは、教材や先生へ確認する印を残します。代わりの英文を書いて渡す必要はありません。

編集部の最終判断:数より「次の日に、文で使えるか」を見る

英検3級の単語対策は、一つの主教材で意味・例文・音を確かめ、身近な一文へ進む方法を編集部は勧めます。選ぶ基準は収録数の多さだけでなく、分からなかった所に戻れるか、音を聞けるか、説明が読めるかです。

今日の学習を終える前に、一つだけ訳を隠し、音を聞き、何に役立つかを短く言ってみてください。保護者はすぐに答えず、本人が確かめ直せるよう手伝います。翌日できなかった所が分かれば、それが次の練習の出発点です。

参考にした公式情報

公式情報の確認日:2026年10月16日。英検®は公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。本記事はSpeakGain編集部が作成した学習案内で、同協会による承認・推奨を示すものではありません。